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東京ゲームショウ2008 セガブース:プラチナゲームス第4の新作開発も明らかに――セガ×プラチナゲームズ プロジェクト記者発表会

「ベヨネッタ」、「無限航路」、そして「MADWORLD」のほかにも、三上氏が携わるプラチナゲームズ第4のゲームが開発されていると明かした。

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 セガは10月9日、東京ゲームショウ2008のセガブースにおいて「セガ×プラチナゲームズ プロジェクト記者発表会」を催し、プラチナゲームズが開発するきら星がごとくタイトルを発表した。プラチナゲームズによる開発タイトルについては、今年5月に「ベヨネッタ」、「無限航路」、そして「MADWORLD」が発表されている。

 発表会の冒頭、セガ執行役員開発本部長 宮崎浩幸氏とプラチナゲームス代表取締役社長 三並達也氏が登場。プロジェクトの全体像について初めて話す場であり、世界初公開の映像が公開されることになると挨拶した。


wk_081009platina02.jpg 自分の誕生日でもあるため、素晴らしいプレゼントになったと宮崎氏(右)。そして三並氏(左)

 プラチナゲームズは、大きな会社でやりたいことと、やれることと、やらないといけないことのはざまで、もうちょっと自由でやりたいことを目指そうと立ち上げられた。オリジナリティがあり、欧米の開発スタジオに負けないものを発信していくという思いが込められているのだそうだ。三並氏は、「確かな実績と経験値はあるが、それに甘えることなく、高いところを目指す」と自らを律しながらも、ユーザーの要求にこたえる自信はあると語る。また、セガと組むことに関しては、コンセプトを共感してもらったことと、セガの持つワールドワイドに売るためのネットワークに期待してとのこと。

エロスが裏テーマ――「BAYONETTA(ベヨネッタ)」

wk_081009platina03.jpg 橋本氏(右)、神谷氏(左)。「デビル メイ クライ」を作った経験を生かす

 「ベヨネッタ」の名前の由来は、「バイオネット」(銃の先端にナイフを付属した、いわゆる銃剣の名前)を女性の名前っぽく変えたもの。プロデューサーの橋本祐介氏は、ディレクターの神谷英樹氏のアクションンゲームが見たいとの思いがきっかけで、次世代機で開発するにあたって自分たちが得意とするアクションで勝負することに決めたと語った。

 両手両足に銃を装備し、キックやパンチ、時には装備した銃をぶっ放し、拷問技と呼ばれる特殊攻撃や魔人や魔獣を召喚して天使と戦う魔女「ベヨネッタ」の、美しくも激しい攻撃のコンビネーションに酔いしれることができる本作は、善と悪が逆転した世界観で描かれる。ジャンルとしてクライマックスアクションと呼称するように、単純ながらも映画のクライマックスシーンが連続するような爽快感を、ステージ丸ごとで体験できるようになっているという。

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 公開された映像ではベヨネッタの妙技の連続と、ベヨネッタに“チュシャちゃん”とからかわれる「ルカ」と呼ばれる男性や、白色を基調とした女性との対決シーンが確認できた。髪を媒介に魔神や魔獣を召喚することでも分かるとおり、ベヨネッタは髪の毛が魔力の源。普段、着衣している洋服は召喚時には大部分を魔力に使用するため、衣服が減退するという、サービス(?)設定があるのだとか。神谷氏は個人的に「エロス」を裏テーマにしているとのことで、そのへんも楽しみにしてほしいとリップサービスも忘れていなかった。

 神谷氏は、7年ぶりのアクションを開発するにあたり、「続編を作らないディレクターと呼ばれているが、本当は続編を作らせてもらえないディレクターなんです。そんな自分が同じようなジャンルを開発するのは今までになかったこと。これは自分への挑戦です。期待に添えるものを期待してほしい」とコメント。橋本氏も、培ってきた技術やノウハウの集大成と自信をのぞかせた。


wk_081009platina06.jpgwk_081009platina07.jpgwk_081009platina08.jpg 基本は「パンチ」と「キック」による攻撃。手足に「銃」を装備していれば、通常攻撃の後に「射撃」を行う。他にも「刀」などの武器を組み合わせれば、より多彩な攻撃が可能とのこと

wk_081009platina09.jpgwk_081009platina10.jpgwk_081009platina11.jpg 敵を攻撃するとゲージが溜まり、拷問器具を使った強力な特殊攻撃「拷問技」を繰り出すことができる。また、髪を触媒にして魔人召喚や、巨大で凶暴な大魔獣を召喚することもできる

「BAYONETTA(ベヨネッタ)」
対応機種プレイステーション 3/Xbox 360
ジャンルクライマックスアクション
発売予定日2009年
価格未定

シンプルだけど奥深い――「無限航路」

wk_081009platina04.jpg 稲葉氏(右)、河野氏(左)

 「無限航路」プロデューサーの稲葉敦志氏は、ゲームを製作するディレクターは芯があって頑固で面白いものを作るが、人間的に問題がある場合も多いといきなりブチ上げる。そんな問題のあるディレクターを温かい包容力を持ってプロデュースをしたいという気持ちと、外の優秀な人材をプロデュースすることも踏まえ、プロジェクトを立ち上げたと「無限航路」ディレクターの河野一二三氏を紹介した。

 河野氏は、現実のものから架空の宇宙戦艦まで、ありとあらゆる戦艦好きが高じて製作するに至ったと、本作開発の動機を説明。そんな河野氏の「戦艦ラブ」がたたき込まれた思いが強すぎて、見た目シミュレーションっぽく見えるが、あくまでもRPGだとことわりをいれた。


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 ニンテンドーDS「無限航路」は、無限に広がる宇宙を舞台に繰り広げられるRPG。150人以上の登場キャラクターと150種類以上の戦艦が登場する本作は、選択肢によってストーリーが変化。自分の好きなように戦艦をカスタマイズすることができる。時間の概念を取り入れたコマンドバトルで進行し、戦艦同士の緊迫感ある駆け引きが楽しめる。時間が経過することでゲージが蓄積されていき、選択できるコマンドの種類が増えていく。プレイヤーは、艦隊の編成やゲージの蓄積量、搭載武器の種類などを考え、最適なコマンドを選択していくことで、自分の艦隊を勝利に導く。

 河野氏のストーリーが魅力的と紹介する「無限航路」だが、当の河野氏は終盤少しSF要素で難しいと感じるかもしれないと、大人の観賞にたえる作品になっていると稲葉氏。始めに世界観とプロットを詰めたのちにゲーム製作にかかっているので、そのへんブレがないとのこと。シンプルだけど奥深いをコンセプトに構築されたシステムが自慢なのだそうだ。元々、宇宙戦艦を造ろうという欲求から生まれた企画だけに、カスタマイズのこだわりは妥協がない。戦艦のデザインにも各星の文化ごとに約10人ほどが担当している。

 発表会ではPVが公開され、デモンストレーションも行われた。「無限航路」ではアニメ作品も用意されており、ストーリーや世界観を十二分に表現されている。アニメはタイミングをみて続きものとして公開していきたいとのこと。なお、「無限航路」はセガブースで試遊可能だ。

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「無限航路」
対応機種ニンテンドーDS
ジャンルRPG
発売予定日2009年
価格未定

「MADWORLD」のほか、第4のタイトルも開発――バイオハザードの三上氏が担当

 発表会では海外を主軸に置いたWii用ソフト「MADWORLD」のデモ映像も公開された。白と黒と赤のみの限られた色彩で描かれたバイオレンスな世界は、Wiiでは今までなかった独特の表現を施している。

 終盤、「バイオハザード」のディレクターをしていた三上真司氏が携わる新作についても触れ、ここで発表することはできないが、プラチナゲームズとして第4のタイトルを準備している事が報告された。宮崎氏によればかなりの大作になるとのこと。

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(C) SEGA



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