新規タイトルや次期アップデート情報も満載――「ゲームポットフェスタ2008」(1/2 ページ)

ゲームポットは12月14日、パシフィコ横浜にてオフラインイベントを開催。「スカッとゴルフ パンヤ」、「トキメキファンタジー ラテール」、「ファンタジーアース ゼロ」など、同社が運営するオンラインゲームのトークショウやミニライブ、ゲーム大会が行われた。

» 2008年12月15日 14時41分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]

 昨年に引き続き、パシフィコ横浜展示ホールで開催された「ゲームポットフェスタ2008」。この日は朝からあいにくの雨模様に加えて風も少々強く、イベント担当者の胃が痛くなるような天候であったが、蓋を開けてみれば午前10時の開場時点で、ホール前には前回同様に長い列ができあがっていた。会場内はステージイベントが行われる「ブルーステージ」と「レッドステージ」の2つが設営されており、その両脇に物販コーナーや各タイトルの試遊台、飲食スペースなどが並んでいた。

 最初のプログラムはブルーステージ、「トキメキファンタジー ラテール 榊原ゆいミニライブ」でスタート。「今日はかわいい系の曲でまとめてみました」という榊原さんは、ラテールのテーマソング「Girl meets Boy」はもちろんのこと、「マジカル★ジェネレーション」など数曲を披露した。ミニライブの後はレッドステージへと場を移し、GMマンゴープリン氏、ゲームポット広報の山崎氏をまじえてのWebラジオ「らてらじ」公開収録、「らてらじ出張版 in Gamepot Festa 2008」が行われた。


 先のミニライブでもチラリと紹介されたのだが、ラテールの次期大型アップデートに関する最新情報がPVとともに発表された。次期アップデートの名前は「鋼の都市」。新ジョブとしてロボットに乗って戦闘も可能な「エンジニア」が登場する。女性プレイヤーをメインターゲットに、可愛いキャラクターとカラフルなアバターが中心だったラテールだが、鋼の都市のPVを見た限り、ややハードというかクールな世界観で、今までとはだいぶ方向性を変えてきたようだ。実装は2009年1月中を予定しており、より詳しい情報やイラストなどは「okomeTV」 で発表される。

優勝候補が次々脱落、意外な展開のパンヤ大会

 「スカッとゴルフ パンヤ」は午前と午後の2回に分けて、18ホール終了までのプレイ時間の短さを競う「第2回 PJCスピーダー 決勝大会」、そして2008年の最強プレイヤーを決める「PJC2008グランプリ」がブルーステージにて開催された。

 PJCスピーダーはどの選手も1ホールを1分前後のタイムで回るという、通常とはまったく異なる試合運びが特徴の大会だ。2回のオンライン予選では上位入賞の条件として“すべてのホールをパー以上でラウンド”というルールが設けられているのだが、有力選手がボギーを叩いて予選を通過できなくなるといったハプニングも発生し、試合展開の予想が難しくなっていた。この日も思わぬスーパープレイ、あるいは逆の手痛いミスに観客席からは大きな歓声や拍手があがり、ブルーステージ周辺は大変な盛り上がりを見せた。第2回PJCスピーダーはSunday-Sunny選手が優勝、2位が変神たるとん選手という結果となった。

 一方のPJC2008グランプリだが、こちらは今年1年間でEP(イベントポイント)を多く集めた上位10名の選手を会場へ招待という形で行われ、うぇ(げー)選手やがん太選手など、パンヤの大会ではすっかりおなじみの名前も含まれていた。試合は2つのコースの総合結果で判定されるルールで、1回戦は「IceCannon」、2回戦は「BlueMoon」が戦いの舞台に。IceCannonは波にのれればスコアを伸ばしやすいが、一度失敗すると挽回が難しく、プレイヤーの得手不得手がはっきり出やすいコースだ。40分の制限時間がある中、10人中4人の選手がIceCannonの18ホールを回りきれずタイムアウト。優勝候補のがん太選手も過去の成績からは考えられない不調っぷりで、PJC2008グランプリは思わぬ展開を見せた。何しろ上位選手はアルバトロス、最低でもイーグルで回るのが基準値で、パーでは大差をつけられてしまうという高レベルな試合だ……。司会のイソッチさんも「いつも大会を見ていると、パンヤが簡単に見えてしまいます」とコメントしていた。


 PJC2008グランプリはIceCannonが大得意というyusk選手がスコアを伸ばし、-69で優勝。2位は-66のWaltz(ばら)選手、3位が-69のうぇ(げー)選手という結果になった。少々残念だったのは、実際のプレイ画面が前方スクリーンに4分割で表示されていたのだが、事前に優勝候補と目されている4人の固定画面だったため、2位のWaltz(ばら)選手などは結果のみでプレイ中の様子が一切みられなかったこと。トップ選手のプレイ画面を見るチャンスはなかなか無いので、できれば全ての選手を切り替えてチェックできるようにしてほしかった。

司会はパンヤファンおなじみの、GM( ワイン)ゼリー氏とイソッチさん。相変らずアリンの衣装がお似合いで
左からPJC2008グランプリ2位のWlats(ばら)選手、1位のyusk選手、3位のうぇ(げー)選手
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