海外ファンが「ロックマン10」を(勝手に)制作中!?日々是遊戯

海外でも「MEGAMAN」の名前で人気の、おなじみ「ロックマン」シリーズ。昨年「ロックマン9」が10年ぶりにリリースされて話題になったばかりだが、なんと早くも続編の映像がYouTubeで公開中とのこと!?

» 2009年02月18日 22時12分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

本物顔負けの完成度

 昨年Wiiウェアとしてリリースされ、時代に逆行した「ファミコン風」のグラフィックで話題となった「ロックマン9 野望の復活!!」。これに感銘を受けて……かどうかは知らないが、どうやら気の早い海外ファンの間で現在、勝手に続編の制作が進められている模様。

 タイトルはそのものズバリ「MEGAMAN 10」。まだ開発中ではあるものの、現時点で3本の動画が作者により公開されており、うち2本は、8体いるボスのうち「TankMan(タンクマン)」、「RainbowMan(レインボーマン)」ステージの様子をそれぞれ納めたもの、もう1本は映像内で使われているサウンドについて作者自身が解説したものとなっている。中でも必見なのがレインボーマンステージで、おなじみの“即死ビーム”が曲がったり、拡がったりと、これまでにないトリッキーな動きで迫ってくるのがユニーク。シリーズのファンならきっと「攻略してみたい欲求」にかられること間違いなしだ。

YouTube内にある作者のチャンネル。グラフィックや音楽も含め、すべて一人で作っているというからスゴい
タイトル画面。無残にもぎ取られたロックバスターがちょっと意味深

ボスのアイデアなどもすべてオリジナル。イラストもそれっぽく描かれている
レインボーマンステージの1シーン。即死ビームが頭上から迫る!

 ついでに「ロックマン」の改造ネタと言えば以前、スーパーファミコンで発売された「ロックマン7」をあえてファミコン風にリメイクする――というプロジェクトがファンの間で立ち上がったことがあった(こちらを参照)。せっかくスーパーファミコンになって、グラフィック的にもより美しくなった「ロックマン7」を、何もわざわざファミコン風にしなくても……と思うかもしれないが、昔からのファンの中には「『ロックマン』」と言えばあの絵じゃないと!」という人はけっこう多い。こちらはすでに開発が終了しており、実際に完成したものをダウンロードして遊ぶことも可能となっているので、ぜひその見事な「移植ぶり」を確かめてみてほしい。

こちらが完成した“ファミコン版”「ロックマン7」のタイトル画面
ドット絵などはすべてファンが新たに書き起こしている
スーパーファミコン版が手元にある人は、見比べながら遊ぶとなお楽しい

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