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DS向け新作ゼルダを発表――GDC 2009で任天堂・岩田聡氏が語ったこと

現地時間の3月25日、サンフランシスコで開催中のGDC 2009の基調講演に任天堂の岩田聡社長が登壇。DS用新作ゼルダやバーチャルコンソール アーケード、Wiiのアップデートにより直接SDカードからゲームを起動できるようになったことなどが発表された。

DS新作ゼルダやWiiウェア「ファイナルファンタジー」シリーズ配信など発表

wk_090326gdc01.jpg 基調講演に登場する岩田氏

 3月23から3月27日までの会期で北米・サンフランシスコで開催されているゲーム開発者向けのイベント「Game Developers Conference 2009」において、任天堂代表取締役社長・岩田聡氏による基調講演が行われた。岩田氏が基調講演に立つのは実に3年ぶりのこと。

 「Discovering New Development Opportunity(新しい開発の機会を発見する)」と題された基調講演では、ワールドワイドでニンテンドーDSが1億台の大台を突破し、Wiiが5000万台の出荷を達成したと報告。

 本日(3月26日)からWii System Menu 4.0Jにアップデート。32GバイトまでのSD-HC規格に対応することを伝えられた。Wiiのアップデートに合わせて、Wiiショッピングチャンネルから直接SDカードにダウンロードすることができるようになり、Wii本体を経由せずともメモリーからバーチャルコンソールタイトルを起動することが可能になった。なお、最大で240個のゲームを保存できるようになる。

 Wiiウェア関連では、バランスWiiボードとヌンチャクを使用するロッククライミングゲーム「Rock N' Roll Climber」を発表。また、「FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES: My Life as a Darklord(英題)」と「FINAL FANTASY IV: The After Years(英題)」を2009年末をめどに北米で配信することなどが発表された。

 日本国内向けには2009年5月より「ファイナルファンタジー」シリーズが、バーチャルコンソールで配信されるほか、3月26日より歴代のアーケードタイトルを取り扱う「バーチャルコンソール アーケード」の配信も開始されるとのこと。バーチャルコンソール アーケードは、懐かしのソフトをバーチャルコンソールのラインアップに追加するもので、サービス初日には、「スターフォース」や「スペースハリアー」、「ギャプラス」、「ソルバルウ」、「イシターの復活」、「エメラルディア」の6タイトルがダウンロード購入可能(いずれも800Wiiポイント)となっており、今後も「スペースインベーダー」などが随時増えていく予定とのこと。

 さらに終盤には、2009年中にDS向けシリーズ新作「The Legend of Zelda: Spirit Tracks(仮題)」を発表。DSiウェア向けにカメラ機能を駆使して遊ぶ、北米版のうつすメイドインワリオ「WarioWareSnap」も紹介された。なお、DSiは1.3にファームウェアの更新が行われ、ニンテンドーDSiショップにソフト検索機能やソフトランキングサービスなどが追加される。

 講演では潤沢な資金を投資できることから“任天堂のゲームしか売れない”とする見方が存在することに触れ、任天堂の宮本茂氏の開発スタンスを例に、チャンスはどこにでもあるのだと強く説明。他人を観察し、コミュニケーションを取り、しっかりとできあがりのイメージをし、なるべく小さなチームで始め、なによりも楽しみ、失敗を恐れずに取り組むといった宮本氏の開発姿勢を紹介した。まずは個人的に楽しいと思う興味の対象を拡大していくことで、いずれヒット作に結実するとする、いわば開発における哲学のようなものを説いた。

 岩田氏は、Wiiウェアがサードパーティのデベロッパーが参加しやすいサービスという位置づけであることを改めて宣言し、高騰化する開発環境へ警鐘を鳴らすとともに、基調講演を視聴するゲーム開発者への参加を呼びかけた。

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