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くねくねハニィの「最近どうよ?」(その31):今さらっ? 2008年北米市場を振り返るのだ! (1/4)

年明けからぶっサボってたため、こんな時期に2008年を振り返っちゃってるくねくねハニィ。空前の大市場と化した北米市場をハニィ視点で語ってみたので、「おっせぇよ」と言わずに読んでみてくれぇい。

wk_090513kune01.jpg どこかで見たことあるシカですね……。後ろはスク水?

 ゴールデンウィークですねん(編集:すでに終わってますね)。本格的にあったかくなってきて、やっぱし寒いよりあったかい方がいいよねぇ。昨今、豚インフルエンザで大騒ぎだけど、そんなことも吹っ飛ばしていきやしょうかぁ。「サボり嬢」の汚名を返上する意味でもあんまり間を開けないで書いてみることにしたくねくねハニィがお送りする「最近どうよ?」の31回目だワン。

 2009年末に向けて各社がどんなタイトルを北米市場に投入するかが一目瞭然のショー、復活E3があと1カ月に迫りましたけど、業界をリードする北米パブリッシャーたちがどのくらいの技術力とクリエイティビティを持ってソフトを開発しているか目の当たりにするいいチャンスなので、ぜひ見に行って戴きたいと思っとりまするぅ。

 そんな2009年の話をしながらも、実はハニィとしたことが、2008年を振り返っていなかったことに気がつく……。そんなわけで、遅いけどいってみよー! 2008年北米市場はどうだった!?

 蓋をあけてみたらやっぱり北米の2008年は空前の大きな市場になってた、ってことが判明したんですけど日本のゲーム業界にとってはそれほど恩恵を受けた感がないのはなぜかしら?

 ハニィが北米市場を見るようになってから、日本発ゲームソフトの勃興と、その凋落の過程を見てきた気がするんだけど、どうしてこうなっちゃったのかなぁと。日本市場が大きかった時には「ついで」って考えてた北米や欧州市場が大きく育って、大きく育ったから本腰入れようか、と思ったら「ついで」の時より売れなくなっちゃった……って皮肉なことになってるわよね。

 これは日本発のソフトが北米で弱くなったという分析もできるけど、どちらかというと欧米のメーカーさんたちが強くなったと見るべきではないかしら? マーケティング力という意味だけではなく、ゲームソフト開発に関しても新しい技術を取り入れてユーザーに新しいものを提供しているってことなんだろうなと。と、ノスタルジーに浸ってるわけにはいかん。

 ってことで、「2008年の北米市場はどうだったんでしょ?」語りたいなと。でもでもでもー、その前に、いつもの最新北米市場報告データ、2009年3月分について語りやしょうぞ。

3月の北米市場報告でぇす!

ハード:2009年3月

Wii60万1000
Xbox 36033万
PlayStation 321万8000
PlayStation 211万2000
Nintendo DS56万3000
PSP16万8000
NPDデータより

 ここで2009年3月末現在での北米の据置型(コンソール)のインストールベースを紹介しておくと、Wiiは2000万台弱(間違いなく4月には突破するねぇ)、Xbox 360は約1500万台、PS3は約750万台とな。いつ巻き返してくれるんでしょうか、PS3。年末から前年比割れが続いています。そろそろ値下げしてもいいかもしれませんが、いかに?

 そう言えば、北米では4月6日にニンテンドーDSiが発売されました。発売1週で43万5000台が売れたとのこと、DS Liteの初週は22万6300台だったから、勢いとしてはものすごい出だしだったみたい。幸先よい感じですねぇ。あとはキラーアプリ(DSiウェア)やキラーパッケージが出てくると、買替需要は喚起されるでしょうけどねぇ。

ソフト:2009年3月

1「Resident Evil 5」(Xbox 360)Capcom93.8万本
2「Pokemon Platinum」(DS)Nintendo80.5万本
3「Halo Wars」(Xbox 360)Microsoft63.9万本
4「Resident Evil 5」(PS3)Capcom58.5万本
5「Wii Fit」(Wii)Nintendo54.1万本
6「MLB '09: The Show」(PS3)SCEA30.5万本
7「Killzone 2」(PS3)Sony29.6万本
8「Wii Play w/ Remote」(Wii)Nintendo28.1万本
9「Mario Kart Wii with Wheel」(Wii)Nintendo27.8万本
10「Major League Baseball 2K9」(Xbox 360)Take220.5万本
NPDデータより

 市場全体として前年比-17%の売上金額だったんだけど、いよいよ不況の影響か! と思いきや、それだけじゃなくて、他にもいろいろ原因があると思われます。まずはハードに関して言うと、旧世代から現行機への切り替えがようやくひと段落したってこと。ソフト面では、去年の3月は「大乱闘スマッシュブラザーズX」が発売されてこの1タイトルだけで270万本を売ってしまったから、と言う話もあるのだ。

 それにしても、「Resident Evil 5」(バイオハザード5)やりましたねっ! ソフト売上1位を任天堂以外の日本のメーカーがとったのは、何と2008年6月の「Metal Gear Solid 4 Guns of the Patriots」以来。しかも、マルチプラットフォームで考えれば160万本近く! ダントツの1位ですねぇ。前月の「Street Fighter IV」に続いて、カプコンさん、今年は強いす!

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 期待されたセガの「Mad World」(Wii向け/日本未発売)は6万8000本。それよりももっと驚いたのはあの「Grand Theft Auto」シリーズのNDS版「China Town」(ハニィも現地で2本購入っ!)が思ったより売れなかった……。9万本に届かず、Top10からは程遠い結果だったのだよ〜。やっぱり任天堂プラットフォームでMレーティング(Mature)のゲームは売れないっつーことなのかなぁ。逆を言えばMレーティングゲームにはハイスペックなグラフィックが要求されてるってことなのかもねぇ。

 おもしろいニュースをひとつ。アメリカではこの4月からXbox Live Arcade(XBLA)ゲームがAmazonで購入できるようになったのだよ。PCのブラウザでコンソールのダウンロードコンテンツを購入するってのはどうなんだろう、ってのは日本人の考え方なんだよね〜。ブラウズするにはPCが便利だし、パッケージの購入と同じ要領でついでに買っちゃえって発想もできるわけだよねん。このAmazon、Wiiウェア(ハニィが確認できたのは「World of Goo」のみ)も販売されている。

 え、どうやってAmazon経由で買うかって? 代金決済すると「コード」がもらえるので、そのコードをゲーム機に入力するんだってさ。コードを友達に送って、プレゼントしたりもできるのだね。ブラウズしやすいPCで検索してそのまま購入、ってことができるようになったわけだ。ハニィにはゲーム機本体から直接が分かりやすい気がするけど、そこはやっぱアメリカなんだね〜。

 あれ? PlayStation Networkは? Amazonもマイクロソフトも任天堂もアメリカ本社がシアトルだからってこともあるでしょうけど、SCEはホントいつも後手に回ってる気がしちゃう……。

 本題の「2008年北米市場をハニィが語る!」に行こかねぇ。いまさらかよ! って声も聞こえそうだけど、そこはご容赦くださいませっ。今だからこそ見えることもあります。

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