経済活動中心のMMORPG「巨商」日本でも配信決定

2003年2月12日

　ガマニアデジタルエンターテインメントは「エターナルカオス」に続く国内第2弾タイトルとして，MMORPG「巨商」（きょしょう）の配信を決定した。

「巨商」は，16世紀末の日本・朝鮮半島・台湾，および中国大陸の激しく移り変わる商売の世界を舞台にしたタイトル。プレイヤーは個性的な各地域の男女のキャラクターの中から1人を選び，各地を渡り歩く。戦闘だけではなく，貿易や物の売買，投資を繰り返すことによって莫大な富を築き上げ，偉大な商人「巨商」を目指す。

　効率よくお金を稼ぐためには，NPCからの「任務」をこなすという方法も用意されている。また，物を販売している村のリストとそこで売られている販売価格をチェックすることも重要だ。

　これまでのオンラインゲームの主流であった戦闘ではなく，経済活動を中心とした展開は，従来とは異なる層も楽しめそうだ。韓国では既に150万人の会員を記録している。

　今春にベータテストを開始する予定で，現在ローカライズを実施中だという。日本・韓国のほか，台湾，香港，中国の5地域で配信されるようだ。

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