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「天外魔境III」オーケストラBGMの収録が終了！
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2003年12月25日 |
ハドソンから2004年に発売される予定のRPG「天外魔境III NAMIDA」。同作に使用する楽曲の収録が，24日，「すみだトリフォニーホール」で実施された。
坂本龍一氏，久石譲氏と，毎回世界的に有名な作曲家を迎えることで有名な「天外魔境」シリーズ。「III」では，「帰ってきたヨッパライ」など，数々の名曲を生み出している加藤和彦氏が作曲を担当している。
この日，収録のために集まったのは，多くの名演奏を披露してきた新日本フィルハーモニー交響楽団のみなさん。70名編成の楽団がステージに並ぶ様子は，一見，オーケストラの演奏会と見間違うほど本格的なものになった。
「僕は人の感情を音楽で表現するのが得意なんです。でも，ゲームはユーザーすべてが同じ感情になってないもの。そこは初めての経験で苦労しましたけど，楽しかったですね」と話す加藤氏の音楽は，ゲームの「和」のイメージを表現するため和太鼓7台を導入，舞台音楽や映画音楽にも負けない重厚感溢れる楽曲となっている。収録では，加藤氏自ら和太鼓の演奏をかって出る場面も見られていた。
広井王子氏の企画・監修のもと，「天外魔境III NAMIDA」は現在も着々と開発が進んでいるという。音楽の収録も済み，いよいよ佳境を迎えそうな「天外魔境III」のデキに，ぜひ期待していよう。
[SOFTBANK GAMES]
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