1998年7月23日 ハドソンがDreamcast参入 北海道の魅力を貴方にも！ 　ハドソンは，セガの新ハードDreamcast用シミュレーション「北へ。」を開発中であることを明らかにした。発売は'99年2月の予定。同社によれば，「北へ。」は北海道経済の活性化運動の協賛としても位置付けているという。 「北へ。」は，プレイヤーが高校2年生の男の子となって，道内の観光地などを巡って女の子と出会うという，実写を主体としたトラベルシミュレーション。 　主人公（プレイヤー）は，夏休みの2週間（14日間）を利用し，札幌，小樽，富良野といった実在の観光スポットで8人の女の子たちと出会い，夏の思い出を作っていく……，というストーリー。冬休みには札幌のイベントで盛り上がりを見せるという。 INFORMATION ハドソン URL: www.hudson.co.jp 　またDreamcastの通信機能を活用したホームページの開設など，ネットワークへの対応も考慮したタイトルとなりそう。ネットワーク対応を正式に唱ったDreamcastタイトルは初めてか？　久々にかつての8ビットゲーム黎明期を支えた，ハドソンのチャレンジスピリッツが体感できるゲームになりそうだ。 　北海道に本社を構えるハドソンでは，このゲームにより北海道の魅力をアピールしていく考えだ。道内の新聞やTVなど各メディアが企画した道内活性化キャンペーン「MOVE ON北海道＝北からの声かけ運動」というキャンペーンに，このタイトルで参加する。「北へ。」をベースとして，一般ユーザー向けに観光誘致にメリットのある企画を計画中だという。 　もちろんゲームファン向けの販促も充実。声優と一緒の旅行ツアーやキャラクターグッズの販売を行う予定とのことなので，こちらも楽しみ。 「北へ。」をプレイする前に，この夏休みに北海道へ行って，その魅力を体感してくれば，ゲームも数十倍楽しめると思うぞ。 [ITmedia]
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