1998年10月9日
ついに「PDA(仮称)」と呼んでいたソニーの新しいメモリーカードが正式発表されたぞ。その名もポケットステーション! 略称はポケステでフィックスだ。 メモリーカードとしての機能は従来どおりの15ブロック。そのブロックにポケットステーション用のプログラムを入力することで,ゲーム機として遊ぶことができる。ちなみに,ポケットステーションのプログラムデータはプレイステーションのメモリデータなので,一時的にほかのメモリカードに待避させることも可能だ。また,プレイステーションに搭載されていない時計機能やIrDA対応の赤外線通信機能(ただし,データそのものの交換はできない)も搭載されている。 SCEIからは3つのソフトが発表された。ポケットムームーはポケットステーション用のミニゲーム集。ミニゲームでスコアを稼げば新しいゲームやさまざまなアイテムをゲットできる。ミニゲームの数は100個以上! 全部遊ぶには10個くらいポケステを買わなきゃだめかも? ポケットダンジョンは対戦もできる3DダンジョンRPG。パワーバー形式で一発逆転も可能になっている。倒したモンスターはモンスター図鑑に登録され,PS上では3Dポリゴンで閲覧できるようになる。発売後もデータを追加することができるように設計されている。時計機能によるダンジョンの変化もあるらしいぞ。 CAPA(仮称)はポケステを仮想生物にするソフトだ。表情を変えたり,喋ったり(!)とさまざまな動作をするぞ。ちなみに発売元は未定。 で,気になるお値段はなんと従来比でたったの50%増しの3,000円! 色は今のところ白とスケルトンの2種類が用意されている。 発売は12月23日。ポケットムームーとポケットダンジョンは2,800円で同時発売予定だ! [岩井省吾,ITmedia] |
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