1999年4月16日

壮大な演奏会と豪華スタッフが

印象的だった「鬼武者」発表会

 既報のようにカプコンは4月16日夜,戦国時代を舞台にしたプレイステーション用3Dアクション「鬼武者」(仮称)を発表した。

 この発表会は,東京国際フォーラムで行われ,報道関係者や関係者が数多く集まった。発表会は,200名以上の演奏者による,同タイトルの交響組曲「RISING-SUN」の演奏でスタート。

 新日本フィルハーモニー交響楽団に加え,著名な尺八や和太鼓といった邦楽奏者たちによる邦楽と洋楽の融合した壮大な音楽は,ゲーム音楽を超えた曲として強烈に記憶に残るものだった。

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カプコン
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 15分を超える演奏の後,短いながら「鬼武者」(仮称)のデモ映像が大画面で流された。城の中(と思われる)をプレイヤーの分身である主人公が,敵の侍たちを日本刀などでぶった切っていく。「バイオハザード」で評価の高かった迫力ある視点などがうまく継承されている印象。

 その後,「鬼武者」(仮称)プロジェクトチームメンバーが壇上に勢揃い。

 メンバーは,プロデューサーの稲船敬二氏のほか,ディレクター・竹内 潤氏,シナリオ・杉村 升氏,サウンドクリエイター・佐村河内 守氏,CGプロデューサー・倉澤幹隆氏,同・佐藤嗣麻子さんという豪華な面々。メンバーはみな,戦国時代のスケールの大きさを意識した取り組みを行っているとコメント。

 そして,ゲストクリエイターとして紹介された金城武氏が登場すると,カメラマンのフラッシュがひときわ多くたかれた。ゲームが非常に好きだという金城氏は,稲船氏から「ゲームを見る目がしっかりしている」とお墨付きをもらっていたぞ。

 各スタッフのコメントや発表会の詳細は,4月23日発売の「ザ・プレイステーション」でバッチリレポートするぞ! お楽しみに!

[原 毅彦,ITmedia]

*画面は開発中のものです
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