荒唐無稽,抱腹絶倒。'90年代の美少女麻雀ゲーム業界(ってそんなのあった?)をリードした,“あの”ノリが僕たちの前に帰ってきた!! ここでは,12月28日に発売が決定したPS2用麻雀ゲーム「ちゅ〜かな雀士 てんほー牌娘」のインプレッションをお届けする。
時は明治,ところは日本国・東京市。プレイヤーは,はるばる中国から渡ってきたさすらいの料理人鈴 鈴鈴(りん りんりん)となり,街ゆく美少女たち(一部男)と麻雀でバトル。
いざ戦いとなれば,ネコ耳姿も輝かしい美少女「てんほー牌娘(ぱいにゃん)」へと大・変・身!! 一発リーチに当たり牌破壊,そして役満ツミコミとあらゆるイカサマ技を駆使し,相手をギッタンギッタンに倒してゆくのだ。
そんなハタ迷惑な行為も,日本を影から支配しようとたくらむ“九尾の狐”を退治するという重要な任務があるからこそ。国家特級雀士・てんほ〜牌娘の活躍を,その目にしかと焼き付けるべし!!
ちなみに,詳しいストーリーとかキャラクター紹介などは,ココとココを参照してちょうだい(手抜きとかいわない)。
オープニングも,かないみかさんの歌う主題歌「愛牌娘」の曲にのせてバリバリ動く。この辺りからも“あの”名作の血を感じないわけにはいかない。なお,この主題歌は公式サイトでもダウンロードできるので,是非聴いて欲しい。“らしく”ていい歌ですよ。
■テンポよい映像で園田キャラが動きまくるオープニングアニメ。「♪東西南北(とんなんしゃーぺい),余裕ぅ〜しゃくしゃく」のサビも楽しい主題歌「愛牌娘」のデキも秀逸!!
メニューからして遊びがいっぱい!!
ゲームをスタートしてまずお目見えするのが,パンダっぽい姿のチビっこいキャラ。蘭蘭(らんらん)と康康(かんかん)と名乗るこの姉弟,このメニュー画面以外にも,ストーリーモードの幕間での進行役を勤める“語り部”としてたびたび登場する……のだが,なにしろよぉ〜くしゃべる。
メニュー選択時のリアクションは序の口で,なにも操作してないときでさえ,好き勝手にしゃべりまくるのだ。このあたりも“あの”シリーズからの伝統芸(?)ということで,ニヤリとする人も多いんじゃないかな?
■進行役とはいうものの,好き放題にしゃべりまくるランちゃ&カンちゃん。30歳代には,上野のあたりで聞き覚えのある名前!?
ところで,2人のデザインを担当したのは「ファイナルロマンス4」のキャラクターデザインなどで知られる,イラストレーターあかつきごもく氏。ポップなタッチが,ボケ(カンちゃん)&ツッコミ(ランちゃん)というキャラクター性にビシッとマッチしているぞ。 次のページへ
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