すべて3倍をここで実演！？　今度のガングレイヴはド派手さ満点！！

　すべてが3倍を目指します−−，本作をドリマガなどで発表したとき，プロデューサー，レッド・久保氏が発言したコメントだ。

　それが今日，このTGSセガブースステージで，実機プレイデモとともにそれを実演したのだ。

　ムービーでは，主人公・グレイヴがデモリッションショットを発射体制から実際の発射までを映し出すところや，これまでほとんど知られていなかった，残る2人のプレイヤーキャラクター「屍十二（かばねじゅうじ）」と「ロケットビリー・レッドキャデラック」が実際に戦っているところも流された。

　また，気になるストーリー部分の一部明かされた。そのなか，ミカが「また手を貸して」と語った“シード狩り”とはいったい何のことなのか，さまざまな憶測とともに，期待が膨らんでいったのは間違いない。

　久保氏によるプレイデモでは，棺桶で，3連コンボをたたき出す，シールドにする，ロケットランチャーを跳ね返すなどの新アクションを披露。

　じつは雑誌では画面写真は発表されていたものだが，やはり動いている映像を実際に見るのは迫力が違う。また，今回はガードしてくる敵も出てきて「これをいかに崩すかも戦略なんですよ」と久保氏が解説。

　画面上にミカからの通信（今回は，こうしてミカからいろいろアドバイスを受けるようだ）では「こうして命令されるうれしさもあるんですよね（笑）」と内藤氏が冗談を飛ばし，会場の笑いを誘っていた。

　そして間際，メッセージとして「今のデキでもまだまだ満足しておりません。完成のときにはみなさんがご満足いただけるよう，ぎゅーっとツメたものにしますので，ご期待下さい（内藤）」

　「年末に向け，ご満足いただけるものにするつもりです。もしゲームショップで体験版をやっていただいて，面白いなと思ってくださったらぜひ買ってください（久保）」と結んだ。

　内藤先生が着ているのは，「GUNGRAVE O.D.」特製のTシャツ。「当初，スタッフ用として作ったけど，けっこういいものにしてしまったんで，公式ホームページでも販売することにしました」とは久保氏。

　終了間際に久保氏が持ち出したのは，海洋堂から発売される「GUNGRAVE」アクションフィギュア。これを「O.D.（＝オーバードーズ＝やりすぎ，中毒の意）」にひっかけて，「これこそO.D.といえるほど，こんなところまでやるかと思わせるデキです。」とほれ込んだ上での宣伝をしていた。

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