新機軸の忍者アクションがビベンディより発売決定！

　TGSにあわせ，ホテルニューオータニ幕張にて，ビベンディユニバーサルゲームズから完全オリジナルのワイヤーアクションゲーム「RED NINJA:END OF HONOR」（レッドニンジャ）の発表会が開催されたぞ。

　忍者アクションといえば，それこそもういくつも発表・発売されているが，こちらは「鉄弦（ワイヤー）」を使ったテクニカルなアクションだ。

　時は戦国時代の日本，プレイヤーは父の仇を討つ旅に出た「くの一」・紅（くれない）となり，黒蜥蜴の一族を滅ぼす戦いを繰り広げる。

　武器にも移動手段にも使うワイヤーは，先端に装着するパーツにより機能が変わり，戦い方も変化する。

　刃をつけて直接攻撃はもちろん，分銅をつけて相手の首に巻きつけ，天上の梁に吊るす（！）といった「必殺仕○人」ばりのアクションもある。

　また吹き矢や煙幕，砲撃など，豊富な武器が使えるうえ，もちろん背後から近付いて，一発で首を切り落とす「一撃必殺の暗殺術」のような，くの一らしい体術も使えるぞ。落とした首を蹴って転がしたりも……。

　また紅は壁までも走り回れるほか，関節を外して狭い場所を通り抜けたり，女の魅力を武器として敵を混乱させるといった，極めてユニークなアクションを駆使するミッションもあるようだ。

　シナリオは，数多くの邦画の監督や脚本を務め（「修羅雪姫」「COSMIC RESCUE」など），ゲームでは「鉄拳4」や「真・三国無双3」「信長の野望Online」のシナリオや演出を手がけた佐藤信介氏の書き下ろし。

　任務と正義の間で揺れる主人公・紅の心の葛藤を，16世紀の封建時代の日本を舞台に華麗に描いている。武田信玄や織田信長なども登場するなじみやすい内容になるようだ。

　このゲームの発売元・ビベンディと言えば，海外ゲームファンには非常に馴染みが深いパブリッシャー。

　傘下には「ディアブロ」「ウォークラフト」のブリザードエンターテイメントや「エンパイア・アース」のシエラエンターテインメントを抱え，またフォックスインタラクティブやバルブ，インタープレイなどともパートナーシップを結ぶなど，日本を始め世界的に人気のあるPCゲームを何本も出している。

　レッドニンジャはXboxとPS2で，米国で2004年秋に発売予定（日本の発売日は未定）。

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