フロム新作対戦大会で気になる詳細が明らかに？

　TGS2日目の本日（9月27日），フロム・ソフトウェアのブースでは，TGS初公開のメカアクション「CHROME HOUND AGE OF ARMS」「ARMORED CORE NEXUS（アーマード・コアネクサス）」の対戦大会が行われたぞ。

　まずはXboxLive対応新作の「「CHROME HOUND AGE OF ARMS」。これは「ARMORED CORE」シリーズを手がける佃健一郎氏がプロデュースを担当するタイトルで，最大5vs5でのチーム対戦が楽しめるネットワークMMO（多人数参加型）のロボットゲーム。

　「ARMORED CORE」シリーズのディフォルメされた戦場とは一線を画する，実在の戦争をイメージしたリアル路線が，本作の最大の特徴と言えるだろう。

　会場では直接参加者をつのり，5対5でのチーム戦が実施された。

　ボイスチャットによるオペレーターの指示で，それぞれ性質の違う機体をオペレーターのガイドにより操作する参加者は，初めて触れるソフトの操作感やシステムに戸惑いながらも，作りこまれた箱庭的街空間と，挙動のリアルなロボット，そして，多人数プレイでのライブ感などを満喫した様子。

　機体の操作をしないオペレーター役のプレーヤーも，指示を出すだけではなく，特定の地域に爆撃を行ったり，ダメージを受けた機体に補給を行うなど，刻々と変わる戦況に指揮官としてリアルタイムで対応する面白さがあるようだ。

　「CHROME HOUND AGE OF ARMS」の発売は未定だが，できるだけ早い段階で，ユーザーに届けたいと佃氏は語っていた。

　もう一方の「ARMORED CORE NEXUS（アーマード・コアネクサス）」では，参加者のテンションが非常に高く，参加希望を訴えるファン達が，我こそはと手を上げていたのが印象的。

　佃氏の見守るなか，（マジで）まだ発売前のタイトルとは思えないレベルでの対戦が次々とモニターに映し出され，佃氏も「みなさん，本当にうまいですね〜」と感心しきり。なかには終了時間ギリギリに近接攻撃で対戦者を負かすツワモノも！

　全体的に出場者のレベルは高く，シリーズの歴史が作り上げたファン層の厚さを感じさせる大会だった。華麗な演出プレイに，記者も取材を忘れて目を奪われまくり……。

　アーマード・コアシリーズの持つスピーディーなロボット戦闘シーンを遺憾なく発揮した上級者のプレイ映像は，最新作「ARMORED CORE NEXUS」を心待ちにするファンにとって，最高のプレゼントとなっていたよう。

　あとは各作品の続報・発売をチェックすべし！

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