この特集のトップページへ
この回のトップページへ

PIPSを使った印刷
 PIPSを使ってインストールする場合でも,通常の印刷手順と何ら変わりがない。PM-790PT用のPIPSをインストールすると,pm790ptという名称のプリンタエントリが作成される。このエントリで印刷するだけだ(前述のように,プリンタエントリ名はプリンタの機種によって異なる)。

 PIPSインストール後は,先に解説をしたprinttoolpm790ptのエントリがあることが確認でき,ここから各種テスト印刷を行うことができる。

 PIPSには幾つかの便利なユーティリティが含まれている。最後にこれらの機能を紹介しておこう。

pips790
 pips790は,PNG形式のファイルをプリンタ出力するためのユーティリティだ(ファイル名はプリンタの機種により異なる)。このユーティリティでは,用紙サイズや印刷方法などを選択することもできる(Fig.7)。

Fig.7■pips790
fig07

 pips790で設定した内容は,すべてのアプリケーションからの印刷時に有効となる。つまり,pips790を利用すると印刷濃度の調整や印刷方式を変更し,一般的なアプリケーションからも出力できることを意味する。

ekpstm
 プリンタのステータスモニタである。プリンタのステータスを確認したり,エラー状況を確認することができる(Fig.8)。

Fig.8■プリンタの入力フィルタの選択
fig08
PREV 6/21 NEXT