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RealProducerをインストールする
まずはRealProducerをダウンロードしよう。RealProducerには,無料で利用できるReal Producer Basicと,有償のRealProducer Plusの2種類が用意されている。RealProducer Plusには,ファイルのカスタマイズ機能や速度の自動調整機能,圧縮に利用するコーデックの選択機能などが搭載されており,商用サイトでも実用になる仕様なのだ。しかし,本稿では手軽さを第一に考えているため,Real Producer BasicとADSL回線を前提とした。より視聴者の多いサイトでは,製品版導入を検討する必要があるだろう。
RealProducer BasicをダウンロードするRealProducer Basicは,米国のRealProducer Basicページからダウンロードができる。このページには,[Download]と書かれたリンクがあり,クリックをするとRealProducer Basicのダウンロードページに進む。
ダウンロードページでは,幾つかのアンケート項目に英語で答えなければならない。2001年10月現在の原稿執筆時では,各項目それぞれの意味が次の通りである。
■ダウンロードで問われるアンケート項目
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以上を参考にして必要項目を入力(選択)しよう。最後に[Download Now]ボタンを押すと,RealProducer Basicのダウンロードページが表示される。ダウンロードページには幾つかのダウンロードサイトが表示されるので,ネットワーク上空いていると思われるところからダウンロードすればよい。本稿の執筆時では,real
ダウンロードをしたRealProducer Basicをインストールしていこう。インストールを行うには,まず最初にダウンロードしたreal
$ tar xzvf realsystemproducer_8.51_linux.tar.gz |
install,README,LICENSE,realproducer.tarと書かれた4つのファイルが解凍されるはずだ。この中で,すでに実行ファイル形式になっているinstallコマンドを,rootログイン後に実行する。
# ./install |
installコマンドを実行するとライセンス条項が表示される。ライセンス同意されるかどうかが問われるので「y」と入力すればよい。
Do you accept the terms of this license? y |
引き続きインストール先のパス名を問われるが,標準のインストール先は,/usr
Path : [/usr/local/realproducer-8.5] [Enter]キーを押す |
/usr
Directory "/usr/local/realproducer-8.5" does not exist.Should I create it? y |
続いてシリアル番号が問われる。Real
If you have a serial number provided by RealNetworks for RealProducer Plus, please enter it now.Otherwise, enter "free" serial number (enter "free" for free RealProducer): free |
インストール先にシンボリックリンクを貼るかどうかが尋ねられる。ここでは、“y”を入力し、/usr
Would you like the installer to create symlinks to the RealProducer products?y Where would you like to install the symlinks?[/usr/local/bin] [Enter]キーを押す |
さらに別のシンボリックリンクを張るかどうかが問われるが,ここでは「n」を入力しておこう。
Would you like the installer to create more symlinks to the RealProducer Plus products? n |
最後にREADMEファイルを読むかどうかが問われる。ここでは[Enter]キーを押して進めばよい。
Would you like to take a look at the README file? [Enter]キーを押す |
以上でインストール完了だ。インストールされたReal
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