Sub7Me Serverを駆除するには

 Sub7Me Serverがインストールされた場合の削除方法だが、システムフォルダにある機能拡張フォルダを開き、「System Extension」および「System Help」をゴミ箱に捨てて再起動すればよい。

 ただし、インストールされている機能拡張書類が「System Extension」というファイル名ではない可能性(ファイル名が変更されているなど)もあるため、アンチウイルスソフトを利用するのが、簡単な駆除方法ということになるだろう。

 今回、Sub7Me ServerをインストールしたMacintosh上で、「Norton AntiVirus」でのウイルススキャンを行ってみたところ、検出、駆除が可能であることを確認している(利用したウイルス定義ファイル「02.8.1」)。また、「System Extension」をInstallerMakerなどを用い、なんらかのアップデータなどを装うインストーラー形式に変更されている場合でも、「Norton AntiVirus」の保護機能をOnにしておけば、インストール自体を避けることができる。

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写真6■Norton AntiVirusにてスキャンした際の結果
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写真7■Sub7Me Serverのファイル
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写真8■インストーラーにてインストールした際のNorton AntiVirusの警告画面

TakeDown 1.2

 TakeDown 1.2も、Sub7Me Serverと同様にMacintoshのリモート操作を可能にするバックドアツールだ。公開されたのは古く、かなりの月日が流れているが、Mac OS 9.2.2上でも動作することを確認している。

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写真9■TakeDown 1.2インストール画面

 TakeDown 1.2は、ターゲットとなるコンピュータ上に「TakeDown Server 1.2 (EXT)」という機能拡張書類をインストールするか、「TakeDown Server 1.2 (APP)」というアプリケーションを起動させるかの、どちらかの方法でバックドアを作成する。TakeDown 1.2の使用するポート番号は13939だ。

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