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Chapter 2:Windows NT 4.0のTCP/IPサービス 〜WINSとDHCP〜

Windows NT 4.0のTCP/IPサービス

 ここでは,Windows NT 4.0で提供されているTCP/IPサービスである,WINS(Windows Internet Naming Service)とDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)について解説する。

 最初に説明するWINSは,NetBIOS環境におけるネームサーバーの役割を担う。WINSを導入することにより,WAN環境で名前解決を改善したり,ブロードキャストを低減させたりすることができる。次に説明するDHCPは,名前解決サービスとは直接関係がない。この連載の趣旨とは若干異なってしまうのだが,Windows 2000のActive Directory環境ではDHCPとDynamic DNSとの関連が重要となってくるため,Windows NT 4.0環境での役割についても解説しておくことにした。

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