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» 2007年03月06日 12時00分 UPDATE

5分で絶対に分かる:5分で絶対に分かるオブジェクト指向 (4/6)

[河合 昭男((有)オブジェクトデザイン研究所),@IT]

3分 − カプセル化

 オブジェクトは属性として固有の値を持ちます。人なら名前、生年月日、血液型などそれぞれ具体的な属性値を持ちます。これは各オブジェクトの個性と考えることもできます。会社なら名前、資本金、社員数などの属性についてそれぞれ固有の値を持ちます。車ならメーカー、車種、ナンバーなどです。

 一方、オブジェクトは責務を持ちます。図2のモデルならXさんの責務は顧客から開発依頼を受け、ソフトウェアを開発することです。Xさんの役割はマネージャなので設計やプログラミングは自分ではやりません。Bさんは設計、Cさんはプログラミング作業を行って成果物を作成することが責務です。

 オブジェクトはこのように固有の属性値(情報、データ)と責務を保有します。責務にはそれを遂行する振る舞いが伴います。属性と責務(振る舞い)がセットになってオブジェクトにカプセル化されています。メッセージとはこの責務を呼び出すことです。

ALT 図3 オブジェクトは情報と責務を持つ

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