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» 2008年03月21日 12時00分 UPDATE

5分で絶対に分かる:5分で絶対に分かるBPMS (1/6)

[宇野澤庸弘,日本BPM協会 副事務局長]

システム化の新しい対象

 IT(情報技術)は、企業活動はいうに及ばず、個人の生活においてもなくてはならないものになっています。その進化と普及は、会社の中での仕事の仕方、さらには企業行動そのものにも重大な変化をもたらしています。

 1990年代、インターネットとWebの登場はITの世界を大きく変えました。私たちは安価なPC(その後、携帯電話端末などが加わります)を使って、業務システムにアクセスしたり、他人との情報交換を行うことができるようになりました。このような情報とコミュニケーションにかかわる技術を従来のITと区別して、「ICT」と呼ぶ人たちもいます。

 この変化を受けて、従来はIT化の対象ではなかった企業の業務が新たに対象領域となりました。“仕事の流れ”を受け持って、企業内外の「人と人」(組織と組織)、「人と業務システム」、あるいは「業務システムと業務システム」を効率的につなぐための“ビジネスプロセス”に関する領域です。

 このビジネスプロセスを見える化し、改善していくための経営手法をBPM(ビジネスプロセスマネジメント)といいます。そして新たにシステム化の対象となった領域のシステムを迅速に構築し、同時にBPMを定着させるためのビジネスプラットフォームとなるITシステムが、BPMS(ビジネスプロセスマネジメント・システム、あるいはビジネスプロセスマネジメント・スイート)です。

 BPMSがどんなものか、どんな効果があるのかを、もう少し詳しく見ていきましょう。

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