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» 2012年06月15日 00時00分 UPDATE

データはニフティクラウドストレージ上に保存:ネオジャパン、desknet'sのバックアップサービスを提供

[内野宏信,@IT]

 ネオジャパンは6月14日、グループウェア「desknet’s」のデータを、クラウド上にバックアップする「desknet’sバックアップサービス」を提供開始すると発表した。ユーザー数5〜700人までの「desknet’s スタンダード版/ミドル版」をオンプレミス環境で使用しているユーザーに向けたサービスで、システム障害/災害時の迅速なデータ復旧を安価かつ手軽に実現するという。

 昨年の東日本大震災以降、BCPや従業員の安否確認の手段として、情報共有ツールの重要性が見直されている。特にグループウェアは日々の業務を支える情報基盤となるだけに、万一の際のデータ保全の在り方が、事業の継続性を担保する大きなカギとなる。

 しかし、同社が昨年、desknet’sスタンダード版ユーザー195社を対象に、「グループウェアのデータについて何らかの保全策を導入しているか」というアンケートを実施したところ、「導入済み」と答えた企業は6割弱。約半数が「検討中」「今後検討」「予定なし」と答え、その原因として「データのバックアップやディザスタ・リカバリの実施にコストが掛かりがちなこと、コストに見合う効果を算出しにくいことが、データ保全実施の障害になっていることが分かった」(同社取締役 経営企画室 室長の狩野秀樹氏)という。

 そこで“手軽、安価”をコンセプトに本製品を開発。具体的には、価格をバックアップ容量10ギガバイトまで年間1万円(税別)に設定。扱いやすいUIを持つ専用のバックアップツールを用意し、保全対象とするデータや、バックアップの実行スケジュールを指定するだけで、自動的にバックアップを実行可能とした。データはクラウド上に多重化して保存し、いつでもダウンロードできる。バックアップデータにアクセスする際の認証には、200文字以上の乱数を用いてランダムに生成する独自の暗号キーを使用。むろん、データのアップロード、ダウンロードは全てSSLによる暗号化通信で行う。

 なお、今回はバックアップ先として「ニフティクラウドストレージ」を採用した。「同サービスは、優れた安定性とセキュリティを担保しているほか、自社の重要なデータを国外に出したくないという顧客ニーズが多い中、国内のデータセンターで運用している点も選択の決め手になった」(狩野氏)という。

 狩野氏は、「クラウドサービスが急速に浸透している中、弊社ではdesknet’sの利用拡大に向けて『全てのパブリッククラウドをサポートする』ことを戦略の1つに掲げている。今回のニフティとの協業はその第一弾であり、今後も協業対象を拡大していく。今回のサービスについてはdesknet’s スタンダード版/ミドル版の既存ユーザーを対象に、2012年11月までに1000社の導入を目指したい」と話している。

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