3次元設計ツールの進化や、3Dプリンタは大きな変化を巻き起こしているが、そこでの実情と今後の課題はどういったものがあるのか?そしてこれからの設計・製造はどう変わって行くのか。設計、製造現場において、現状に課題を抱えている多くの方に向けて、新たなモノづくりの姿を示す。


講演一覧

日本のメーカーはもっと面白いものが作れる!

株式会社Cerevo 代表取締役社長
岩佐 琢磨 氏

アートディレクター/デザイナー
株式会社エムテド 代表取締役
田子 學 氏

IoT、ウェアラブル、ビッグデータ――新たなテクノロジーの発展やグローバル競争の加速がモノづくりに変化をもたらしている昨今、一部からは日本の製造業は“冬の時代”といった声も聞こえてくる。果てして本当にそうなのか? この対談では、「日本のモノづくりは何も終わっていない」と語る岩佐氏と田子氏のお2人に、大手メーカーとベンチャー企業という2つの立場でのモノづくりを経験した視点から、日本のモノづくりの現状と未来についてお話いただく。


講演者プロフィール


岩佐 琢磨 氏

1978年生まれ、立命館大学理工学研究科修了。2003年から松下電器産業(現パナソニック)株式会社にてネット接続型家電の商品企画に従事。2007年12月より、ネットワーク接続型家電の開発・販売を行なう株式会社Cerevo(セレボ)を立ち上げ、代表取締役に就任。世界初となるインターネットライブ配信機能付きデジタルカメラ『CEREVO CAMlive!』や、既存のビデオカメラをライブ配信機能付きに変えてしまう配信機器『LiveShell』シリーズなどを販売。


田子 學 氏

東京造形大学II類デザインマネジメント卒業。東芝デザインセンター、リアル・フリートを経て、2008年エムテドを立ち上げる。現在は幅広い産業分野のデザインマネジメントに従事。高級食器の鳴海製陶の新ブランド「OSORO」や建築金物を扱うキョーワナスタのランドリーブランド「nasta」などを手掛ける。デザインを社会システムの一部として活用してもらうことをモットーに、さまざまな要素の関係性を統合的に捉えた戦略によって、個別最適化ではなく全体適正化が成り立つコンセプトメイクからブランドの確立を視野にいれたデザインで実績を残す。


この講演の見どころ


ALT 既存の環境で新規事業を始める方法とは?

田子氏が東芝デザインセンターに在籍していた17年前、社内改革の一貫として、社長と若いデザイナーが直接仕事をする取り組みが実施されたという。27歳だった田子氏に社長から与えられた課題は、全く新しい何かを作るというものだった。当時を振り返りながら、社内で新しい事業を生み出す方法を、岩佐氏とともに考えていく。



CAEと後戻りのない設計プロセス 〜統合的設計管理手法 (TDM)〜

株式会社IHI 技術開発本部R&Dテクノセンター解析技術部
最適化グループ 主査
明星電気株式会社 気象防災事業本部
気象・管制事業部 技術部 地上気象グループ グループ長
呉 宏堯 氏

CAEと様々な設計手法を組み合わせた、現場担当者に使いやすい設計開発プロセスとは? 多目的トレードオフやロバスト設計、リスク管理や実用性の検証、「なぜその寸法に決まったのか」という設計透明性の確保……、それらを具体的に体系化したのが、TDMである。

本講演では、IHIでの新型ロケットエンジンシステムの設計事例をもとに、いかに後戻りのない設計プロセスを構築するかを紹介する。


講演者プロフィール


呉 宏堯 氏

慶應義塾大学大学院機械工学科卒業。株式会社IHI宇宙開発事業部に入社。ロケットエンジンや人工衛星推進系システムの開発を担当を経て、ものづくり改革推進本部で、全社ものづくり改革活動を推進。CAEと様々な設計手法を組み合わせて、現場担当者に使いやすい設計開発プロセスを考案し、普及活動を行っている。現在はグループ会社の明星電気で気象情報の新ビジネスを立ち上げている。

所属学会:日本機械学会、品質管理学会


この講演の見どころ


ALT 通常10年かかる新型ロケット用エンジンの設計から燃焼試験を、1年で!?

高い品質と信頼性を求められる航空宇宙分野で製品開発を行うIHI。ロケットエンジンの設計期間をどうしても短縮しなければならない状況で生まれた「統合的設計管理手法(TDM)」とは一体どんなものなのか。設計現場での標準化と技術伝承についても触れる。




出展企業

プラチナスポンサー

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iCAD株式会社

iCAD SXは、機械・装置設計に特化した国産の3次元CADシステムです。設計製造ソリューション展(DMS)で10,000人が足をとめたiCADのプレゼンテーションを、Webキャストでご覧いただけます! ぜひ、iCADブースにお立ち寄りください。



このブースの見どころ
ALT 100万部品0.2秒、世界最速3次元CAD『iCAD SX』

100万部品の大規模モデルを0.2秒で処理! その速さの理由と、世界最速だからこそ実現できるメカ・エレキ・制御の融合設計環境について、実機によるデモンストレーションを交えながらご紹介いたします。





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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

設計業務の電子化に従い増大するセキュリティリスク。技術情報や設計データなど、製造業にとっての生命線である知的財産を保護し、より柔軟な働き方を可能にするためのキーワード「仮想化」をご紹介します。



このブースの見どころ
ALT 設計の新常識!CADの仮想化を物理環境と比較してみた

設計データなどに対するセキュリティの強化と、外出先などからタブレットなどを利用してCADを利用するニーズが高まっています。従来の課題であったパフォーマンスやコストを克服した、最新の仮想環境をご覧ください。



ALT 30分でわかる!3次元CADデスクトップ仮想化のいま

従来シンクライアントによる情報漏えい対策などで導入が進んだデスクトップ仮想化。海外展開やリソースの効率化など、その製造業における現代的価値を、対談形式で解説します。



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ソリッドワークス・ジャパン株式会社

全世界80カ国、250万以上の設計者様が利用している『SOLIDWORKS』は、世界で最も使用されている3次元CADツールです。何が他社と違うのか?選んでいただける理由の数々を、事例やデモ動画、特設サイトでご紹介致します。



このブースの見どころ
ALT 見て、読んで、学ぶ!SOLIDWORKSで『設計力』を身に付けよう!

良い製品を創りだすアイデアと安価に早く市場投下するスピード、この双方を両立させるカギは高いレベルの 『設計力』にほかなりません。さあ、SOLIDWORKSを使用して、頭に浮かんだアイデアを形にし、あらゆる要件に素早く、安価に対応する『設計力』を本サイトで学びましょう!



ALT 4本の事例動画でわかる、3次元設計ソリューションの見所・使いどころ

両用車両向けに様々な警告灯の設計で40年の歴史を持つECCO社は、SOLIDWORKSの全製品をシステム統合し業務の中核として活用されています。設計プロセス毎にご紹介する4本のビデオから3次元ソリューションの使いどころをご確認ください。



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レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社

次世代CAD環境「System x CAD on VDI」は、仮想化したワークステーション上で3D CADアプリを稼動させ、情報漏えい対策、運用管理コスト削減に加え、業務変革で生産性向上に貢献します。



このブースの見どころ
ALT ワークスタイル変革を促す System x CAD on VDI

次世代CAD環境の特長を、映像でわかりやすく解説します。さらに、このCAD環境における操作感が比較できる動画だけでなく、ワークスタイル変革をもたらすレノボのデバイス活用シーンを映像でご紹介します。



ALT 今、本格導入が進むCAD on VDIの実力とは?

なぜ今になって、この次世代CAD環境の本格的な導入が進み始めたのか、「System x CAD on VDI」を推進するレノボ・エンタープライズ・ソリューションズの専門チームに話を聞いた。



ゴールドスポンサー

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株式会社ストラタシス・ジャパン/アルテック株式会社

3Dプリンタ世界No.1シェア Stratasysより、業界最高水準の積層ピッチ、水溶性サポート、カラー&マルチマテリアルなど、最先端の技術を搭載した多彩なラインナップをご紹介。3Dプリンタの導入効果、最新活用事例も併せてご紹介!



このブースの見どころ
ALT 世界No.1シェアを誇るStratasysの3Dプリンタ製品ラインナップ

業界最高水準の積層ピッチ14μを実現したObjet30 Prime、水溶性サポート対応高解像度3DプリンタObjet Eden260VS/Sなど、新製品を含む一新された製品ラインナップをご紹介します。



ALT 3Dプリンタの導入効果とは? 最新活用事例、ホワイトペーパー

3Dプリンタの導入効果とは?ラピッドプロトタイピングからDDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチュアリング)まで、多種多様な業界の最新活用事例およびホワイトペーパーをご紹介します。



シルバースポンサー

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ダッソー・システムズ株式会社

【製品設計・生産・保守に関わる皆様必見】ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、お客様の製品設計、生産、保守に変革をもたらします。製品ご採用事例等のダウンロードコンテンツ満載です!



このブースの見どころ
ALT 自動車イノベーションを促進しながら安全性を確保すると同時に、システムの性能を向上させるには?

高度な自動車機能を実現するためには、精巧なシステム・グローバルなコラボレーション・知的資産の統合を実現する一方で、自動車の安全性と組込システムに関する業界基準を満たす必要があります。続きはブースへ。



ALT 自動車のモジュール化に向けた企業戦略

今日の自動車業界で差別化を図るには、最小限のコストで高品質の自動車をいかに迅速に設計・製造するかとが重要になります。詳しくはブースでホワイトペーパーをダウンロード。