組み込み開発&エレクトロニクス EXPO 2016


組み込み/エレクトロニクス技術がひらく製品開発の未来。無数の組み込み機器がインターネットに常時接続されるIoTの世界が現実味を帯び、2020年にはエンドデバイスの数が300億個にも達するとされるとも言われる中、組み込みエンジニアはどのように開発にあたるべきか。最新のテクノロジー動向とともにお伝えする。


Windows IoT/Embedded パビリオン

本EXPOに併設して、「Windows IoT/Embedded 特設パビリオン」を開催いたします。こちらのパビリオンでは、IoT時代に必須であるセキュリティ・管理・接続性を重視した最新の組込みOS、Windows 10 IoTを中心に様々なコンテンツをご用意しております。なぜ、Windows 10 IoTがIoTに最適なのかをご覧いただきます。ぜひ、各社のブースにお立ち寄りください。

講演一覧

IoTデバイスにおけるディープラーニング


株式会社Preferred Networks 代表取締役社長 最高経営責任者
西川 徹 氏

IoTが発展し、様々なデバイスがネットワークに繋がる価値は計り知れない。データを集めるだけではなく、デバイス同士がリアルタイムで協調し高度な判断を実現することが可能となる。また、デバイス自身が周囲の環境から学習し環境に適応するようになる。この実現のため、我々の目指すネットワークデバイスが持つべき知能と実現するための技術、それによって生み出される破壊的イノベーションの可能性を紹介する。


講演者プロフィール


西川 徹 氏

大学院在学中にプログラミングコンテスト(ACM/ICPC)世界大会に出場したメンバーと2006年にPFIを設立。情報検索、自然言語処理、機械学習、分散システムなどの技術を用いたソフトウェア開発を行ってきた。IoTの発展に伴い、大規模かつ多種多様なデータを処理する技術として注目される深層学習への取り組みを加速させる為、2014年にPreferred Networkを設立。独自技術により、IoT時代にふさわしい新たなネットワークアーキテクチャの確立を目指す。

2005年 IPA未踏ソフトウェア創造事業、1テーマ採択
2006年 第30回ACM/ICPC世界大会19位、Preferred Infrastructure(PFI)を設立
2007年 東京大学大学院修了
2013年 情報処理学会ソフトウェアジャパンアワード受賞
2014年 Preferred Networks(PFN)を設立



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この講演の見どころ


ディープラーニングが起こす未来を垣間見よ!

このところ、急速に注目を集め始めている「ディープラーニング」。機器やデバイスが自ら学習することで、さまざまなイノベーションが実現される。ただ、全てのモノがつながるIoTの世界で、ディープラーニングを実現するには現状のクラウドコンピューティングでは限界が生じる。そこで、不可欠なテクノロジーが「エッジコンピューティング」だ。「ディープラーニング×エッジコンピューティング」の世界をリードするPreferred Networksの創業者である西川氏が、ディープラーニングがもたらすイノベーションの数々を紹介するとともに、エッジコンピューティングの必要性を解く。
講演の中では、「2016 International CES」で公開されたディープラーニング×エッジコンピューティングテクノロジーなどの複数のデモ動画も紹介される。2016 International CESでのデモは、トヨタ自動車などと共同開発した自動運転学習技術のデモだ。複数のクルマ(模型)が互いに協調して学習を繰り返し、わずか数時間で、衝突しない自動運転方法を身に付ける様子が分かる内容だ。ぜひ本講演を通じて、近い将来にディープラーニング×エッジコンピューティングが起こすであろうイノベーションをご覧いただきたい。


5Gに託す通信の未来 〜技術要素と最新の取り組み〜


ノキアソリューションズ&ネットワークス株式会社
シニア・テクノロジー・エキスパート
野地 真樹 氏

2020年に一部商用化の開始が期待されている5G(第5世代移動通信)。ただし、現行の4Gに比べて要件がはるかに厳しく、乗り越えるべき課題も多い。一方で、通信機器メーカーや計測器メーカー、半導体メーカーが5Gの研究開発にしのぎを削っており、着実な進歩もみられる。通信機器メーカー大手のノキアソリューションズ&ネットワークスが、5Gに欠かせない技術要素を、同社の最新の研究成果を交えながら解説する。


講演者プロフィール


野地 真樹 氏

2000年、国内通信機器メーカーに入社、アダブティブ・アレイ・アンテナによるビームフォーミング技術の研究開発および、移動通信インフラのシステム設計に従事。2008年より、LTE基地局開発のプロジェクトマネジャーとして開発プロジェクト全体を統括。2011年にノキアシーメンスネットワークス(現ノキアソリューションズ&ネットワークス株式会社)に入社後は、ソリューションマネジャーとしてRAN製品を中心に国内オペレータ向けのプリセールス活動を主導。2014年、ストラテジーマネジャーとして市場分析および事業戦略立案を担当、2015年よりシニア・テクノロジー・エキスパートを兼務。同社の最新技術やソリューションの紹介、5Gモバイルシステムの日本法人における検討を推進。


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この講演の見どころ


ALT 5Gがもたらす通信の未来

フィンランドNokiaは現在、5G(第5世代移動通信)の研究開発を最も精力的に行っているメーカーの1つだ。NTTドコモなどの通信事業者をはじめ、計測器メーカーや研究機関とも共同で研究を進めている。
本講演では、Nokiaの日本法人であるノキアソリューションズ&ネットワークスのスペシャリストが、5Gの動向や、不可欠な中核技術を分かりやすく解説する。5Gが、3Gや4Gといったこれまでの世代とどう異なるのか、そして一般ユーザーにどんな生活をもたらすのか――。通信技術の変遷を間近で見てきた同社の講演を通じて、5Gがもたらす通信の未来を、ぜひ垣間見てほしい。


ブリヂストンはなぜタイヤをIoTに変えるのか


株式会社ブリヂストン
中央研究所担当 執行役員
森田 浩一 氏

2015年末に、タイヤがセンサーになる世界初の技術を発表したブリヂストン。「タイヤがIoTになる」と語る、同社中央研究所担当執行役員の森田浩一氏に、世界トップのタイヤメーカーであるブリヂストンが今後目指していく方向性を聞く


講演者プロフィール


森田 浩一 氏

1986年、株式会社ブリヂストン入社。2000年 タイヤ材料開発部 エラストマー開発ユニットリーダー、2007年 研究第1部長、2011年 中央研究所所長、2013年 イノベーション本部長を経て、2015年 執行役員 中央研究所担当に就任。現在に至る。


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この講演の見どころ


ALT VE2016春、ブリヂストン講演、見どころ

世界トップのタイヤメーカーとして知られるブリヂストン。乗用車だけでなく、商用車や二輪車、建設機械、農業機械、航空機などさまざまなモビリティの「足」となるタイヤを提供している。人の足と同じように、クルマの「足」もさまざまなものを感じ取れるようになるべきだ――。ブリヂストンの思いを形にした「CAIS技術」が、タイヤをIoTに変えようとしている。中央研究所を率いる森田浩一氏に、タイヤがIoTになることによって生まれる可能性について聞く。


出展企業

ゴールドスポンサー


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オン・セミコンダクター

オン・セミコンダクターのブースでは、エンジニアの皆様の「車載」、「ワイヤレス&ウェアラブル」、「産業用モノのインターネット」、「高性能パワーコンバージョン&モータコントロール」設計をサポートをするための最新情報や技術をご紹介します。


このブースの見どころ
ALT 進化する「車載向け電源デバイス設計」

アイドリングストップシステムや、先進運転支援システム(ADAS)などの技術に後押しされて、車載向け電源デバイスは進化を続けています。本ウェブキャストでは、電力システムの概要、電力システムトポロジ、スイッチモードの電源設計のポイントなど、知っておくべき知識をわかりやすくご紹介します。


ALT "とどまる所を知らない"産業用IoT 計要求に迅速に応えるには?

ホーム・オートメーション・システム、ビルディング・アクセス・デバイス、ベビー・モニタ、高度な照明コントロール、スマート・アプライアンスなど、ますます進化する産業用IoT。今回は、設計エンジニアの市場投入の時間短縮、そしてIoT関連製品におけるビデオ使用の拡大促進を目的する、オンセミコンダクターの技術力を集大成した最新ソリューションをご紹介します。



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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

Big Analog Dataの活用率を10%から95%に改善した秘訣とは?ジャガー・ランドローバー社の事例を取り上げ、インダストリアルIoTの実現に求められるセンサ計測とエッジコンピューティングについて紹介。


このブースの見どころ
ALT 計測データ分析時間を1/20に短縮した成功事例に学ぶ!

ジャガー・ランドローバー社では、データの有効活用を従来の10%から95%まで改善させ、分析にかかる時間を1/20に短縮させたという。その成功事例を紹介し、IIoTの実現に必須なセンサ計測の課題と対策を解説する。


ALT 【IoT実現に向けて】2016年最新版年次レポート発行

ナショナルインスツルメンツが毎年発行している年次レポート最新版。IoTならびにIoTがデータの管理方法に与えるインパクトを主要なテーマとしさまざまな角度でとりあげます。



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アドバンテック株式会社

IoT時代のものづくりに携わる開発設計者必見!最新のアドバンテックの組込みコンピューティング・IoT関連製品・サービス情報をお届けします。


このブースの見どころ
ALT IoTプラットフォームを支えるアドバンテックの最新ハードウェア/PaaSソリューション

IoTに欠かせないゲートウェイなどのハードウェアソリューション、IoTアプリケーション開発を加速させるPaaS「WISE-PaaS」をご紹介します。


ALT 最新の組込みボードコンピュータ・システム、周辺機器情報を大公開

FA、リテール、医療など、あらゆる産業用途で使用できるボードコンピュータや、組込みコンピュータシステムの最新製品情報を公開!さらに、液晶モジュールやSSDなどの周辺機器、組込みソフトウェア情報もお届け。



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ザイリンクス株式会社

次世代車載ADAS、5G、ビデオ、データーセンター開発者の皆さま必見です!ハードウェアへのオフロードで処理速度を飛躍的に向上させシステム全体のパフォーマンスを向上させるARM®+FPGAデバイスと開発ツールを紹介します。


このブースの見どころ
ALT Zynq UltraScale+ MPSoC で「Hello World」を!(動画)

アプリケーション プロセッサ、リアルタイム プロセッサ、GPU、ビデオ符号化、最先端のプログラマブル ロジックを 1 つのデバイスに統合した次世代のデバイス、Zynq® UltraScale+™ MPSoC をデモ動画で紹介します。


ALT ARM® コアと FPGA を統合した 16nm Zynq UltraScale+ MPSoC

データセンター、車載ADAS、ワイヤレスアプリケーションに求められる超低消費電力、柔軟性、BOMコストの大幅な削減を実現する ザイリンクス Zynq® UltraScale+™ MPSoC ファミリについて紹介しています。



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ディジ インターナショナル株式会社

M2M/IoTに特化したWi-Fi、3G/4G、ZigBeeなどのネットワーク搭載の組込みモジュール、ルータ、ゲートウェイ、クラウドを展示。医療、運輸、小売などの分野でM2M/IoTを迅速に実現します。


このブースの見どころ
ALT 組込みIoTモジュール/SBC (Wi-Fi、Bluetooth / ZigBee)

最大1.2GHzのi.MX6ベースのWi-Fi+BT4.0モジュール&SBC、クラウド対応ZigBeeモジュールを展示。世界各国の無線認証取得済み、工場温度対応であらゆるマーケットにすぐ使えます。


ALT IoTルータ (3G/4G)およびIoTゲートウェイ、クラウド

2G/3G/4G LTEのIoTセルラールータ。プログラマブルなIoT ゲートウェイ。リモートデバイスを集中管理・監視するM2Mデバイスクラウドなど、IoT実現に不可欠なハード・ソフトを展示しています。



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日本アルテラ株式会社

最先端技術の集合体であり、少量多品種かつ安全性も求められるロボット設計にはFPGAが最適です。ディープ・ラーニング、ステレオ・ビジョン、モーター制御、機能安全などに活用できる最新FPGAソリューションをご紹介します。


このブースの見どころ
ALT ロボット開発にFPGAが最適である3つの理由

生産、建設、警備、家電、医療、介護、そして話し相手。さまざまな分野でロボットをビジネスにする動きが活発化してきた。ロボットを工業製品として捉えたとき、その実現手法を選定する上で、3つの特長に注目する必要がある。本ページでは、その3つの特長を解説し、FPGAがロボット作りに最適である理由を解説する。


ALT 効率的なCNN(畳み込みニューラル・ネットワーク)の実装

ディープ・ラーニング・システムで最も広く使用されているアルゴリズム「畳み込みニューラル・ネットワーク(CNN)」。本資料では、FPGAプログラミング言語を知らずとも、FPGA上にCNNを構築できる開発手法を解説します。



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CEATEC JAPAN

CPS/IoT Exhibition としてCEATEC が生まれ変わります。これまで「最先端IT ・エレクトロニクス総合展」として開催してきたCEATEC JAPAN は、CPS/IoT でよりつながりが深くなる社会から、新たな未来を共に創る場として生まれ変わります。


このブースの見どころ
ALT ビジネストレンドを創る展示会として

CEATEC JAPAN は既存のマーケットに対するアプローチに加え、新しいビジネストレンド、マーケットを創る展示会として開催します。




Windows IoT/Embedded パビリオン

ゴールドスポンサー


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アヴネット株式会社

Windows EmbeddedからWindows 10 IoTへ
マイクロソフトの組込み機器向けプラットフォームの特長や流通・製造・医療分野での導入事例のほか、セキュリティ対策など、組込み機器開発のお役立ち情報をご紹介します

このブースの見どころ
ALT 身近な世界で使われる組込み機器向けOS『Windows Embedded』!

流通、製造、医療。みなさんの身近で使われている組込み機器に最適なOS『Windows Embedded/ IoT』について、製品ラインナップや採用事例をウェブキャストにてご紹介します。


ALT これぞイイトコ取り!! Windows 10 IoTとは

従来の Windows Embedded から良いトコロだけを受け継いだ新しい組込み向けOS『Windows 10 IoT』。
単一プラットフォームですべての IoTデバイスの連携ができるWindows 10 IoTの用途別SKUを説明します。



シルバースポンサー


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岡谷エレクトロニクス株式会社

世界の先端商品をサポートしている岡谷エレクトロニクスでは、マイクロソフト社が推進するIoYT を実現するべく、革新的な組込みシステムをご提案し、お客様の モノづくり" をサポート致します。


このブースの見どころ
ALT Windows10 IoT詳細解説!

Windows Embedded/IoTの最新OSであるWindows10 IoTをご紹介いたします。




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東京エレクトロンデバイス株式会社

組み込み向けのWindowsをご検討中なら、東京エレクトロンデバイスにお任せください。エキスパートによる技術サポートはもちろん、最適なOSの選択から製品開発支援までお客様をサポートします。


このブースの見どころ
ALT どこが違う?組み込み向けとPC向けの
Windows 10

組み込み向けのWindows 10 IoT EnterpriseとPC向けのWindows 10 Enterpriseについて、サポート内容や基本機能を比較した資料をご用意しました。



Windows 10 IoT Enterprise活用のための詳しい手順書

Windows 10 IoT EnterpriseとWindows Embedded OSでは、OSの設定に使用するツールに変更があります。ツールの種類、使い方、OSの展開方法など、詳しくご説明した資料を取り揃えております。




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菱洋エレクトロ株式会社

菱洋エレクトロは、デバイスのスマート化やネットワーク、クラウドなどIoT/M2M構築へのご提案しています。いろいろな業種の『現場』のワークスタイル革新をもたらすフィールド&モバイルワーク・イノベーションをご紹介します。


Pick Up 講演