これまでアナログモデムの56Kbpsや、ISDNの64Kbpsが当たり前だった日本のインターネット環境が急激に変わろうとしている。月額2000円台の料金で最大8MbpsのYahoo! BBを筆頭に、安くて速いブロードバンドの新サービスが相次いで始まっているのだ。2000年には東京や大阪などの大都市限定だったこれらのサービスも、2001年には全国へのエリア拡大が本格化している。これまで地域独占の壁に守られ、サービスや料金の変更に保守的だったCATVも、ADSLに対抗して値下げと増速を繰り返している。
この環境の変化を受けて、ユーザーの意識も変わろうとしているようだ。ブロードバンドへの移行が活発化し、結果的にプロバイダの乗り換えが増加している。また、プロバイダ乗り換えの際にブロードバンドを重視する人が増えているのだ。今回の特集ではそのブロードバンドに焦点を当て、料金、通信速度、サポートなどランキングで徹底分析したい。
ではまず、今回のアンケートに回答してくれたユーザーのプロフィールを紹介していこう。