乗り換えを検討している人が増加している。
2001年1月に行った前回調査では、プロバイダの乗り換えを検討している人の比率は37.1%にすぎなかったが、今回の調査では半数を超える50.6%となったのだ。おそらくブロードバンドを導入する際、現在のプロバイダが未対応か、料金が高いなどの理由で乗り換えを検討している人が増えたのだろう。
次に、乗り換えたい回線を見てみよう。Yahoo! BBが、47.8%とダントツの支持を得た。同サービスによる価格破壊の影響の大きさがわかる。しかし、アンケートが行われたのは今年9月下旬から10月上旬。アッカ、イー・アクセスなども同水準の価格帯に下げてきたうえに、8Mbpsサービスも開始した。こちらはYahoo! BBの弱点であるユーザーサポートなど、プロバイダとしてのサービスが充実しているだけに動向が注目される。さらに、12月にはフレッツ・ADSLの8Mbpsプランも開始される。ただ、フレッツはプロバイダとNTTの料金を合計すると、他のADSLサービスの倍近い金額になってしまうためか、本調査での人気は低い。
また、光ファイバーも人気がある。Bフレッツ、その他の光ファイバー、usenを合計すると、なんと13.3%に達するのだ。