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Yahoo! Internet Guide 2002年8月号 2002年6月29日(土)
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大手事業者のホットスポットが一斉に登場!
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Mフレッツ&Yahoo! BBモバイル実体験レポート

やカフェなど、人が多く集まる場所に無線LANアクセスポイントを設置し、インターネットに接続できるサービス「ホットスポット」に、大手事業者が一斉に参入してきた。NTT東日本とYahoo! BBが試験サービスを6月に開始し、NTT西日本とNTTドコモは本サービスを7月に始める。

 スターバックス コーヒーやマクドナルドの一部店舗などで実証実験を開始したのが「Yahoo! BB モバイル」。Yahoo! BBユーザーはもちろん、別のプロバイダのユーザーでも利用できる。試験サービス中は無料で提供され、店舗からその場で申し込みも可能なので、気軽に利用することができる。

 NTT西日本では、以前より実験を進めてきた「フレッツ・スポット」を、7月1日より本サービスとして提供する。セキュリティ機能に応じて2つのプランがあるのが特徴。NTTドコモも「Mzone」を同日開始する。

 NTT東日本の「Mフレッツ」試験サービスは、ユーザーとなる「Mフレッツメイト」と、無線LANアクセスポイントを設置する「Mフレッツホスト」の両方を募集しており、ほかのサービスと少し趣が異なる。不特定多数のユーザーが利用できる公衆スポットをホテルや飲食店チェーンに同社自身が積極的に設置していくというよりは、ユーザーの見込めるスポットを集め、それを利用するユーザーも取り込んでいく戦略。ホストの方針によっては、ユーザーから料金を徴収することもできる。Mフレッツメイトの月額料金が200円と、ほかのサービスに比べて格段に安いのはこのためだ。

 ただ、いずれも現在サービスが使えるのは大都市圏のみで、チェーン店舗すべてで利用できるわけではない。定額で使い放題といっても、頻繁に自分のパソコンを持ち歩いて利用する人でないと割高に感じてしまうのも事実。携帯電話やPHS、インターネットカフェに取って代わるモバイルアクセス手段として本当に定着するには、これらの課題をクリアすることが必要だろう。

Yahoo! BBモバイル

bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/bbmobile

サービスデータ
初期費用 なし
月額料金 1580円(メールボックス、ホームページなど、フルサービスを受けるなら2280円。フルサービス+ADSL+BBフォン)は3270円。Yahoo!BBユーザーは990円)
利用条件 なし
提供地域 宮城、東京、神奈川、静岡、大阪
用意するもの パソコンと無線LANカード(または無線LAN内蔵パソコン)
月額料金は正式サービス開始以降のもの。現在は無料試験サービス中

申し込み方法
 5月31日から6か月間、試験サービスが行われている。あらかじめウェッブから申し込んでおく方法と、対応店内で携帯電話/PHSから申し込む方法がある。今回は後者の方法で試した。ウェッブ申し込みの場合はYahoo! JAPAN IDを持っている必要がある。
 現在、ワールドワイドでのYahoo! ID統合・整理作業に伴い、一部のYahoo! JAPAN IDではウェッブから申し込めない場合があるので、その場合は後者の方法で申し込もう。


Yahoo! BBモバイル体験談
WEPキーの長い文字列やパスワードを入力しなければならない分、Mフレッツより手間はかかるが、すでに無線LANを使ったことがある人ならそれほど迷うことなく接続できる。実効速度は2Mbps弱だった。8MのADSLサービスとしては平均的。オフィスや自宅の近所など、自分の行動範囲内にスポットがあるなら、利用価値は十分ある。その場で申し込みができるのも便利。

Mフレッツ

www.ntt-east.co.jp/flets/mflets

サービスデータ
初期費用 2000円
月額料金 200円
利用条件 フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、Bフレッツに加入していること。契約プロバイダがMフレッツに対応していること
提供地域 東京エリア(町田市および稲城市の一部を除く)、北海道エリア
用意するもの パソコンと無線LANカード(または無線LANモジュール内蔵パソコン)、Mフレッツ認証キー(送付される)
対応プロバイダ @nifty、ASAHIネット、BIGLOBE、BROBA、DION、DreamNet、DTI、Highway Internet、IIJ4U、JENS SpinNet、KCOMインターネット、OCN、Panasonic hi-ho、ParkNet、SANNET 、So-net、U-net SURF、VECTANT、WAKWAK、ZERO、インターネットWIN、東京電話インターネット、ドルフィンインターネット、ぷらら、リンククラブ・ホスティングサービス、リンククラブインターネット
Mフレッツメイトの場合の料金

申し込み方法
 Mフレッツの試験サービスは、ウェッブから申し込む。Mフレッツのサイトには、無線LANでインターネットを利用できる「Mフレッツメイト」と、無線LANアクセスポイントを提供する「Mフレッツホスト」があるが、利用者となる「Mフレッツメイト」の方を申し込もう。工事日(利用可能になる日)の連絡はメールかFAXか電話で。利用できるようになるのは1週間後くらいだ。


Mフレッツ体験談
接続作業の手軽さは魅力的。事前に専用ソフトをインストールしておく必要があるが、ユーザー認証、セキュリティ設定は認証キーをUSBポートに差せば完了するのはなかなか便利だ。半面、通信速度が回線次第なのは残念。今回訪問したスポットではBフレッツを導入しており、4.18Mbpsの実効速度が出たが、フレッツ・ADSL1.5Mサービス対応のスポットではあまり速度に期待できないかも?

フレッツ・スポット

www.ntt-west.co.jp/flets/spot

サービスデータ
初期費用 2000円(標準プラン)、3000円(高セキュリティプラン)
月額料金 800円(両プランとも)
利用条件 フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDN、Bフレッツに加入していること※。契約プロバイダがフレッツ・スポットに対応していること
提供地域 大阪市内
用意するもの パソコンと無線LANカード(または無線LAN内蔵パソコン)
対応プロバイダ @nifty、ASAHIネット、BIGLOBE、BROBA、DION、DS Networks、IIJ4U、IIJmio、InfoSphere
フレッツシリーズ未契約のユーザーにも提供予定あり

申し込み方法
 ウェッブもしくは電話(局番なしの116)から申し込める。受付は6月24日から開始している。サービス開始は7月1日だ。


Focus
Mzone

www.wlan.nttdocomo.co.jp
 NTTドコモも、これまで実験を進めてきたホットスポットを、「Mzone」という名称で7月1日より正式サービスとする。契約事務手数料は1000円(ウェッブから申し込んだ場合は無料)、月額利用料金は2000円。東京、千葉、横浜のコンベンションセンター、ホテル、飲食店などから展開


文/成松 哲
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