社会人になってしまうと、辞書を使う機会も少なくなり、いざというときに「あれどこだっけ？」などとなりがち。そんな辞書から遠ざかり気味な人には、無料のオンライン辞書がとても便利。ささっと調べれば、すぐに単語の意味がわかってしまう。

　また、パソコンのワープロソフトなどで文書を作成しているときは、席から離れて辞書を持ってくる手間は避けたいもの。そんなときもオンライン辞書が便利。サイトで調べた単語をコピー＆ペーストして利用できる。

　無料のオンライン辞書とはいえ、収録されている単語数は実際の紙の辞書に劣らないし、英和、和英、国語、新語といった複数の種類の辞書を気軽に使えるのもうれしい。なかには、百科事典や類語辞典といったものまで用意しているサイトがある。

　思い立ったときにすぐに利用できる手軽さがオンライン辞書の魅力。無料のものだけでなく、データが豊富だったり、専門性が高かったりする有料の辞書サイトも使い甲斐がある。自分の目的に合わせて、上手に辞書サイトを利用していこう。

	goo 辞書ツール www.goo.ne.jp
使い方	トップページでボタンを選ぶだけで検索できる、定番の辞書ツール
辞書の種類	英和、和英、国語、新語
検索方法	完全一致（新語は部分一致・ジャンル検索）
収録辞書データ	EXCEED英和辞典、EXCEED和英辞典、大辞林 第二版、デイリー新語辞典
その他	新語辞典には、毎月三省堂編集による200語程度が追加される
ツールバー	-
使用感	シンプルで使いやすい。英和辞書では利用頻度の高い1万8000語の発音を、音声ファイルによって耳で確認できる。ただし、完全一致検索なので、スペルが不確かな場合などの検索には適さない。新語辞典は三省堂の「デイリー新語辞典」をもとに、最新の言葉や話題の言葉を毎月200語ほど追加している。

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