ITmedia
Today on ITmedia 2004年09月13日 19時55分
Home News Enterprise AnchorDesk Mobile PCUPdate LifeStyle Games Shopping Jobs
Security | Developer | Case Study | Survey | IT Premium | Mail Magazine | ケータイ・サービス
用語辞典 | ソフトバンクの出版物 | Site Map | Ranking » Top30
表紙

Click Here!
高速インターネット入門
14万人のインターネット大調査
WEB OF THE YEAR 2002
ホームページ作成講座

Yahoo! Internet Guide 2003年2月号 2003年2月5日(水)
WEB OF THE YEAR 2002 日本のベストサイトはこれだ!

スポーツ部門
圧倒的得票数でYahoo!スポーツが堂々の2年連続1位を獲得!
_
ソルトレークでの冬季オリンピックやFIFAワールドカップの日韓共同開催など、例年以上に大きな盛り上がりを見せた2002年のスポーツシーン。情報の速報性を求めるユーザーたちからの支持を多く集めたのは果たして!?

1
 見やすさ&情報量が勝因
 Yahoo!スポーツ

 sports.yahoo.co.jp

「2002年はワールドカップの存在が大きかったですね。Yahoo!はオフィシャルスポンサーとして公式サイトも運営していたんですが、Yahoo!スポーツではオフィシャルサイトとはまたちょっと違った見せ方でコンテンツを用意しました。そのインパクトが強かったのでは」と喜びの表情で語る名倉政彦氏。

 Yahoo!スポーツでは、ワールドカップ全出場国の詳細データを完全網羅、そして試合の模様をリアルタイムで実況していくテキストライブを行うなど、ユーザーの欲する情報を最高の形で提供してきた。「ずっと祭り状態で本当にたいへんでした(笑)」という苦労あってこそ、2連覇達成という結果に結び付いたことは間違いないはず。

 ワールドカップ以降も、好評だったテキストライブをほかのスポーツでも実施するなど、コンテンツの充実を図るべく日々、改良・進化を続けるYahoo!スポーツ。2003年への期待も自然と高まる。

2
 W杯イヤーで注目度が急上昇!
 サッカー日本代表ネットワーク

 www.soccer.jp.org

ワールドカップ効果で堂々の7ランクアップを果たした、国内外のサッカー情報を毎日随時更新する速報サイト。代表メンバーの最新情報はもちろんJリーグで活躍する選手の動向なども紹介。また、選手や海外クラブチームのサイトなど、たくさんのサッカー関連リンクが見やすくレイアウトされている点も好印象だ。iモード版も用意されているので、欲しい情報をいつでもどこでも手に入れることができる。メールマガジンも配信中。

3
 ノミネート2年目も安定した人気を獲得!
 MSNスポーツ

 sports.msn.co.jp

2001年に初ノミネートされたサイトであるが、前回同様3位を獲得。読売新聞社や日刊スポーツなどのサイトから情報提供を受け、サッカー、プロ野球、格闘技、F1など主要スポーツを網羅する。また、人気選手をフィーチャーした記事やインタビュー、幅広いコラムなど、読み物としても楽しめるコンテンツが豊富。「全国釣り情報と船宿検索」といった実用情報の提供も。安定した人気は、このキメの細かい作りによるものだろう。

順位 サイト名 グラフ 投票数
URL
1 Yahoo!スポーツ 27764
sports.yahoo.co.jp
2 サッカー日本代表ネットワーク 7144
soccer.yukaido.co.jp/
3 MSNスポーツ 7033
sports.msn.co.jp
4 サッカー日本代表を応援するホームページ 5655
www.nippon12.com
5 nikkansports.com 5409
www.nikkansports.com
6 JRA 5215
www.jra.go.jp
7 Jリーグ公式サイト 4835
www.j-league.or.jp
8 ゴルフダイジェスト・オンライン 4718
www.golfdigest.co.jp
9 デイリースポーツ 4652
www.daily.co.jp
10 nakata.net 4494
www.nakata.net
11 K-1オフィシャルホームページ 4068
www.k-1.co.jp
12 F1ファンのページ 4034
www.ksky.ne.jp/~tahara/f1
13 スポニチアネックス 3857
www.sponichi.co.jp
14 SANSPO.COM 3231
www.sanspo.com
15 新日本プロレスリング 2825
www.njpw.co.jp
16 稲本潤一オフィシャルサイト 2062
www.junichi-inamoto.jp
17 F1 DataWeb 1967
www.f1-data.com
18 shunsuke.com 1953
shunsuke.com
19 Number Web 1655
www.number.ne.jp
20 NBA.com/Japan 1524
www.nba.co.jp

スポーツサイトは情報量と速報性が重要
今後はファンサイトの下克上に期待

 僕がスポーツ系サイトに求めるのは、ビジュアル的なかっこよさというよりもやっぱり情報量。それからもう一点は試合の速報性です。そういった意味で、Yahoo!スポーツやnikkansports.com、Jリーグ公式サイト、Number Webなんかはよく見ます。

 原稿を書くときなど調べ物をするためにネットを見ることもあるんですけど、選手の過去のインタビュー記事を見つけたりするとどうしても読んじゃいますよね。あぁ、このときはこんなこと考えてたんだぁ、って思うじゃないですか。だから最新の情報はもちろんなんですが、過去の情報が見られるサイトの方が僕は好きです。

 2002年はワールドカップがあったのでサッカー関連のサイトが増えたなぁっていう印象が強いですね。実際にサッカー日本代表系のサイトはランクアップしているようですし。全体的な傾向で言うと、やっぱりまだまだ総合系サイトが上位を占めているのかなとは思いますね。僕なんかが思うのは、サッカー選手のサイトなどはランキングされてますけど、もうちょっとほかのスポーツ分野の選手個人のサイトっていうのがランクインしてくるとおもしろいのになって思うんですよ。だってプロ野球選手のサイトが1つもないでしょ。なんでかなぁって思うんですよね(笑)。

 あともう1つ感じるのは、サッカーを含め、全体的にいまはまだほとんどがオフィシャルサイトじゃないですか。それももちろんいいんですが、ファンの人が作ったものが本当におもしろくて、それが上位にランクインするともっとおもしろくなるのにって思います。

 個人的にはもうちょっとデータベース系のホームページが増えると助かる、と思うことはありますね。たとえば野球なら“何年前にこの選手がバントをいくつしたか”とか、そういうコアな情報が書いてあるサイトは少ないんで(笑)。

 また、遊びの要素を盛り込むのもいいと思います。僕が最近ハマっている、野球のために鐘は鳴るっていうサイトでは、ベーシックな情報からすごいマニアックな情報まで扱っていて、“出身校当てクイズ”っていうのがあるんですよ。特Aクラスの問題だと名前も知らないような控え選手の出身校を当てなきゃいけなくて(笑)。

 難しいけどハマっちゃうんですよね。それとは別に、最近ではYahoo!スポーツでもやってますけど、投票ものですよね。これって古典的だけど、ユーザーが参加してる気分になれるから楽しいし盛り上がると思うんですよ。こういう遊びの要素はもちろんオフィシャル系で作ってもいいし、逆にファンの人が作るサイトに盛り込めばヒット数もグッと増えるような気がします。

 2003年はファンの人たちによるサイトの下克上を楽しみにしたいですね。公式サイトを打ち破れって感じで(笑)。

識者の声
スポーツジャーナリスト
 乙武洋匡氏

Jリーガーや野球選手などへのインタビュー記事を『Number』にて連載中。またテレビ朝日系『Get! Sports』ではナビゲーターを務めるなど幅広く活躍

前 WEB OF THE YEAR 2002 18/19 次


SEARCH
@IT sbp 会社概要 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 採用情報 | サイトマップ | お問い合わせ
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。