ITmedia
Today on ITmedia 2004年09月13日 19時55分
Home News Enterprise AnchorDesk Mobile PCUPdate LifeStyle Games Shopping Jobs
Security | Developer | Case Study | Survey | IT Premium | Mail Magazine | ケータイ・サービス
用語辞典 | ソフトバンクの出版物 | Site Map | Ranking » Top30
表紙

Click Here!
高速インターネット入門
14万人のインターネット大調査
WEB OF THE YEAR 2002
ホームページ作成講座

Yahoo! Internet Guide 2003年2月号 2003年2月5日(水)
WEB OF THE YEAR 2002 日本のベストサイトはこれだ!

ビジネスと金融部門
イーバンク銀行がトップを獲得!
ネットバンキングが日常生活に定着

_
手数料の安いオンラインによる銀行取引が大盛況であると同時に、就職や転職、アルバイト情報に特化したサイトが人気となったビジネスと金融部門。いずれも、長引く不況を反映する結果といっても過言ではない。

1
 ネット上での決済に不可欠な“お財布”
 イーバンク銀行

 www.ebank.co.jp

 店舗を持つ既存の銀行とは異なり、インターネット上のみに存在する銀行のことをネット専業銀行と呼ぶ。このネット専業銀行が、2002年のビジネスと金融部門で大躍進。

「オークションや通販など、ネット上で決済する機会が増えており、口座数も着実に増加しています。当行の利便性が認知された結果といえるかもしれませんね」と語るのは、イーバンク銀行CS本部広報宣伝部長の永島祐二氏。

「既存の銀行に口座がなければ、当行のメリットは生かせません。ネット上で決済を行うための便利な銀行、つまり“ネット上のお財布”と思ってください。不測の事態を考慮して、300万円まで全額を保証するセキュリティ保険も用意しました。“目に見える安全性”も、ランキングの結果に反映されたのかもしれません」

 営業時間は1年を通して24時間。便利で安全なネット専業銀行人気は、今後も続くだろう。

2
 ネット専業銀行のパイオニア
 ジャパンネット銀行

 www.japannetbank.co.jp

2000年、日本初のネット専業銀行として開業したジャパンネット銀行。インターネットをメインの取引チャンネルとすることで、店舗や人員の経費を大幅に削減することに成功。既存の銀行と比べてユーザーに有利な利息や手数料を設定することを可能とし、好評を博している。Yahoo!ウォレットやYahoo!リサーチ・モニター、Yahoo!ゆうパックとも連携し、インターネットの利便性を生かしたサービスを提供している。

3
 郵便貯金のネットサービスが本格稼働
 郵便貯金ホームページ

 www.yu-cho.yusei.go.jp

銀行などに後れをとっていたものの、2002年3月より郵便貯金も本格的にインターネットでのサービスを開始。電信振替、居宅送金、現在高照会、受入照会、取引内容照会といった通常の業務のほかに、インターネットショッピングにおける郵貯インターデビット決済サービス、インターネット上のバーチャルモールなどのホームページでショッピングなど利用した際、郵便貯金の電信振替を利用して代金決済の業務を行っている。

順位 サイト名 グラフ 投票数
URL
1 イーバンク銀行 9410
www.ebank.co.jp
2 ジャパンネット銀行 8695
www.japannetbank.co.jp
3 郵便貯金ホームページ 7957
www.yu-cho.yusei.go.jp
4 Yahoo!ファイナンス 7676
quote.yahoo.co.jp
5 UFJ銀行 6069
www.ufjbank.co.jp
6 みずほ銀行 5757
www.mizuhobank.co.jp
7 三井住友銀行 5511
www.smbc.co.jp
8 帝国データバンク 4900
www.tdb.co.jp
9 NIKKEI NETマネー&マーケット 4771
markets.nikkei.co.jp
10 Yahoo!求人情報 4110
employment.yahoo.co.jp
11 ハローワーク 3753
www.hellowork.go.jp
12 東京三菱銀行 3557
www.btm.co.jp
13 野村證券 3321
www.nomura.co.jp
14 日経マネーDIGITAL 3056
nk-money.topica.ne.jp
15 ワールドビジネスサテライト 2349
www.tv-tokyo.co.jp/wbs
16 リクナビ 2175
www.recruitnavi.com
17 MSNマネー 2150
money.msn.co.jp
18 自動車保険の保険スクエアbang! 1892
www.bang.co.jp
19 フロム・エー ナビ 1876
www.froma.com
20 大和証券 1851
www.daiwa.co.jp

刻々と変化するマネー関係の情報は
金融関連サイトの情報を精選して分析

 株式評論の原稿を作成したり、経済見通しについての講演依頼が多いですから、やはり株価はしょっちゅうチェックしています。私の場合は、どちらかというと個別銘柄の株価よりも日経平均株価や為替など大きな流れをまず見ます。で、自分なりに感想を頭の中で整理して、それから今後を予想していきます。

 まず、書きたい、あるいは話をしたいおおよその筋書きを作ります。これが出来上がると、次は個別の株価のチェックです。そして同じプロセスを踏んで将来、有望そうな企業を絞り込んでいきます。

 ただ、企業のファンダメンタル面(=企業の業績などから相場を判断する方法)は私のような立場ではなかなか知り得ないことが多いですから、だれにでも公開されているテクニカル(=株価チャートを利用して、株価の動きから相場を判断する方法)分析を行います。

 その際、インターネット上で公開されている関連サイトは、やはり私にとっても情報収集に欠かすことはできないです。しかも、無料で利用できるサイトも多数ありますし、非常に便利になりました。

 役に立っているのはゴールデンチャート社のGCオプティキャスト。トップページに日経平均やTOPIX、ナスダック、為替と私が見たい要素がコンパクトに出てくるので、非常に便利です。

 ここのサイトはコード番号を入れるだけで個別銘柄の日足、週足、月足、業績も出るし、企業のホームページにリンクも張ってあるので、原稿を書くときにとても重宝していますね。また、別途設けられた有料会員のページでは、より細かな情報を入手することもできるようです。上級者は必見でしょう。

 一方で、テクニカル分析をするときは無料で提供されているLycosマネー株式を利用しています。ここでは個別銘柄のコード番号を入れて、ストカスティクスと移動平均乖離率を調べることが多いですね。

 出来高推移は、やはり無料で使えるYahoo!ファイナンスを利用します。このサイトでは主に個別銘柄の時系列データを見ることにしています。

 ランキングされたNIKKEI NETマネー&マーケットや大和証券は、私もよくのぞいているサイトです。また『郵貯』のサイトも、原稿を書くときや自分のお金の運用でちょっとわからないことがあったときは行くことがあります。

 こうしてみると、読者の皆さんと行動ファイナンスという点では似ているというか、同じようなところを歩いているといえるでしょうね。専門家でも使える無料の専門サイトも増えてきていますから、みなさんもぜひ活用してみてください。

識者の声
株式評論家
 木村佳子氏

日本で初の女性株式評論家として雑誌やテレビで活躍中。著書に「株・はじめての買い方・売り方」(明日香出版)など

前 WEB OF THE YEAR 2002 19/19


SEARCH
@IT sbp 会社概要 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 採用情報 | サイトマップ | お問い合わせ
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。