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Yahoo! Internet Guide 2003年10月号 2003年10月9日(木)
さらば、インターネットの不安たち

●Part2●
Part2
「ダメ、絶対!」これさえやらなきゃ大丈夫【心構え編】

悪気はないのに、いつの間にかネット上でトラブルを起こしてしまった経験のある人も多いのではないだろうか。Part 2では、インターネットを利用するうえで、自分の身を守るために気をつけておきたい事柄を、テーマ別に紹介する。どれも簡単なことばかりなのに、ついついおろそかにしがちなものを並べてみた。自分自身の日ごろの行いと照らし合わせてみてほしい。

ネットサービスでやってはいけないこと
…
インターネットには、普通に使う分には便利で楽しいサービスが数多くある。しかし、これらを悪用している人々が少なからずいることも、否定できない。それでも、ちょっとした心構えだけで、危険に足を踏み入れる可能性はぐっと低くなるはずだ。

オークションで、これを売買したらダメ!

 ネットオークションは、自分の手持ちのモノを個人が気軽に売買できるということで、ネット上でも人気があるサービスだ。しかし、非合法なモノを売るのは当然のことながらよくない。このところ警察当局もネットオークションに対する監視体制を強めており、場合によっては逮捕されることもあり得る。

 盗品や非合法な薬物、爆発物、わいせつ物などはもちろん売りに出すことはできないし、買った側が何らかの責任を問われることもある。著作権を無視して複製されたビジネスソフトやDVDなども、一見それとはわかりにくい形で出品されていることがあるが、こういったものももちろん非合法だ。不当に安かったり、過去の売買履歴を見て怪しげな出品者だったりする場合は、手を出さない方がいいだろう。売買は滞りなく行えたとしても、取引成立時に必要な住所や電話番号といった個人情報を悪用されてしまう可能性もあるからだ。

 また、自分の持ち物が盗難に遭って、ネットオークションに出されている……などというケースもこのところ増えてきている。このようなケースを発見した場合は、オークションの管理者や、各都道府県の警察に相談してみよう。警察庁のホームページにある「都道府県警察本部のハイテク犯罪相談窓口等一覧」を見ると、全国のハイテク犯罪相談窓口の一覧が掲載されているので、何か困ったことがあったら相談してみるといい。また、自分1人でどうしたらいいのかわからないときは、民間団体ではあるが「WEB110」など、ネットでの事件に関する相談を受け付けているところで質問してみるのも有効な手段だ。

  • オークションに、市場価格よりも不当に安い値段でソフト類が出品されていたら要注意。違法コピーものや海外製の海賊版という可能性がけっこうある。これまでの評価を参考にしたり、あるいは出品者に質問してみてもいいだろう
  • もしオークション絡みでトラブルがあったら、管理者や警察、あるいは民間団体の「WEB110」などに相談してみるといい。1人で悩んでいても問題はなかなか解決しないだろう
佐藤教授の法律一口メモ
「わいせつ物」の取り扱いには要注意
 刑法175条は、「わいせつな文書、図画その他の物」の頒布・販売や公然陳列に加えて、販売目的の所持についても2年以下の懲役または250万円以下の罰金・科料で臨んでいる。一部には、「データ自体」は物ではないので、ネットを利用したデータのダウンロード販売は規制外という見解もあるが、裁判所はこれを認めていない。

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