※「ブロードバンドルータのセキュリティ設定手順はこうだ」「30M超スループットのブロードバンドルータ製品ガイド」の項目は,現在発売中のネットランナー 2002年2月号の誌面でご覧いただけます(バックナンバーのオンライン購入はこちらから)
ADSLを導入したならば、ルータを使って複数台のパソコンから高速常時接続回線を共有しよう……と言われたって、なんのこっちゃという人は意外と多いと思う。
ほんの数年前まで、ルータなんて代物は社内ネットワークの管理者しか、知らなくてよかったのだから、何も恥じる必要はない。
でも、ADSLを120%活用しつくそうという大志を抱くネットランナー読者なら、これを機会にルータの基礎知識をマスターしよう。
ルータは、すごく簡単に書くと、グローバルIPをプライベートIPに置き換えるボックスと思えばよい。プロバイダーから割り振られるグローバルIPは通常1つ。これをパソコンに割り振ってしまうと、そのパソコンからしかインターネットにアクセスできない。1つしかないグローバルIPをルータに割り当てて、ルータに接続しているプライベートIPを割り振ったすべてのパソコンからインターネットにアクセスできるようにする。
でも、複数のパソコンで1つのグローバルIPを使うのだから、IP変換時にさまざまな設定を行わないと、うまくいかないケースがあるので、ちょっと勉強しないとね。