メールはインターネットユーザーにかなり普及しているが、ユーザーが多い分、ハッカーや悪質な業者に狙われる危険性が高い。
最近多くなってきているのが、ウェブメールを知り合いに盗み見られることから起こるトラブルだ。ウェブメールのパスワードが安易なものだったりすると、簡単に知り合いに見られてしまう可能性がある。ひどい場合には感情のもつれなどから訴訟や傷害事件にまで発展することもある。メールは身近な他人にも見られないように注意を払っておくことが必要だ。
昔から苦情が多いメールのトラブルに、詐欺メールや迷惑メールがある。迷惑メールを根本的に防ぐためには、なぜ面識がない悪質業者から送られてくるのか考えてみるといい。過去にそのアドレスを公開したことがあるはずだ。例えば、自分のプライベートなアドレスを気軽にホームページや掲示板に書いたり、アンケートや懸賞に使ったりしていないだろうか。業者の目に留まると、迷惑メールを送るための名簿に載せられてしまう。
迷惑メールを受け取りたくなければ、人目に付く場所やネット上の取引では、プライベートや仕事用とは別の無料サービスのメールアドレスを使うようにするといい。メインで使うメールアドレスで、迷惑メールを受けることはなくなるはずだ。
出会い系サイトは相変わらずの人気。トラブルの数もますます増えている。ネットで知り合ったばかりのよく知らない相手に「直接会おう」と言われても、用心した方がいい。喜んで会いに行くと、怖いお兄さんが出てきて因縁をつけられ、殴られたり金品を要求されたりすることがある。また、詐欺まがいの行為を行っているグループも存在するため、問題になってきている。
また、自分が利用したことのない有料出会い系サイトの請求書が突然自宅に送り付けられることがある。中には請求書の文面の強い調子に不安を抱いて、思わず支払ってしまう人もいる。身に覚えがないならば、泣き寝入りせずに警察に通報した方がいいだろう。
「マイドキュメント」をファイル保存フォルダとして利用している人は多い。ウインドウズXPや2000では、ユーザーごとにデスクトップやマイドキュメントのフォルダを生成しているため、フォルダのパスに自分のユーザー名が表示されてしまう。本名でログインしている場合などは、悪意のあるユーザーに個人情報を特定されてしまう危険性がある。
ウインドウズのログイン名は個人情報に関係しないものにすべきだ。また、SirCamなど一部のワームは「マイドキュメント」内のファイルをワームの一部としてメールで他人に送ってしまう。「マイドキュメント」に重要なファイルを置かないようにした方がいい。