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ネットランナー 2002年12月号 2002年11月13日(水)
危険物!注意。

画面 3. リストされたスパイウェアを選択し、「このプロダクトの記述」ボタンを押すと、スパイウェアの詳細が表示される

4. 「問題個所を修復」ボタンを押すと、チェックボックスにチェックのあるスパイウェアが削除される

画面 5. 次々と削除されていって、赤い「!」マークが緑色のチェックマークに変わっていく。すべての項目がチェックされれば一安心だ

6. Spybotは、すべての削除したスパイウェアを自動的にパックアップしておいてくれる。もし、動作が変になるなどして、元に戻したい場合は、左側のメニューの「Spybot-S&D」→「リカバリー」を選択する。元に戻したい項目のチェックボックスをチェックして、「チェックした項目を修復」ボタンを押す

解説 Spybot vs. Ad-aware スパイウェアのスキャン結果を比較してみたぞ

 SpybotとAd-awareの両方でスパイウェアのチェックをしてみた。同じシステム状態でスパイウェアをスキャンした結果を見ると、右記のようになった。発見した数としてはほぼ同じだが、スパイウェアのファイルの数ではAd-awareの方が多く、レジストリ内のスパイウェアの数ではSpybotの方が多い。

 Spybotは、スパイウェアの定義ファイルを内部に持ち、それに合致したファイルやレジストリをスキャンでピックアップする。その点、Ad-awareの方は、スパイウェアのすべての定義ファイルを持っているのではなく、最小限の情報から効率的にスパイウェア関連のファイルやレジストリをすべて探し出すような仕組みになっている。

 どちらがいいとは一概にいえない。Ad-awareの方が、関連している新しいファイルやレジストリなどもきちんと探し出してくれるので便利だと思う人もいるだろうし、Spybotの方が間違いがなく確実だと思う人もいるだろう。一番いいのは、両方を使って二重にチェックし、すべてのスパイウェアを削除することかもしれない。

Spybot
チェックにかかった時間: 6分30秒
Ad-aware
チェックにかかった時間: 12分14秒
発見したレジストリ39個、発見したフォルダ8個、発見したファイル24個で、合計71個 発見したレジストリ24個、発見したフォルダ6個、発見したファイル40個で、合計70個
Ad-awareですべてのスパイウェアを削除、一度再起動してもう一度すべてを削除し、Spybotでスパイウェア検索をしてみた。なんと、38個ものスパイウェアがリストアップされたが、そのうち10個はAd-awareでは検出されないスパイウェア関連のログファイル(単体では無害)なのでその分は割り引いた方がいい Spybotですべてのスパイウェアを削除、再起動してもう一度すべてを削除し、今度はAd-awareでスパイウェアを検索してみた。ファイルが2個、レジストリが1個、フォルダが1個残っているのが見つかった。数は少ないがEzula、Gatorという著名なスパイウェア関連のファイルが残ってしまっているようだ

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