「海外の友人から送られてきたビデオを家族で観賞したい!」というときに、音声が英語だと困りもの。いちいち日本語で説明しながら観賞するのは面倒なので、映画館で洋画を見るように、字幕を付けたい。手順としては、ビデオの動画をパソコンでキャプチャし、出来上がったAVIファイルに字幕のデータを付ける。そのままパソコンのディスプレイで再生して見てもいいし、DVDビデオにしてテレビで見てもいいだろう。字幕の付け方を習得すれば、自宅でカラオケを楽しむことも可能だ。好みの動画に歌詞を表示させて、オフボーカルのMP3を重ねればいい。自作動画内にちょっとしたキャプションを付け加えることも、同じ手順でできる。
英語音声に日本語字幕入りの動画を作るには、ヒアリング、日本語訳など、ツールで補えない部分も多いが、動画と字幕の同期・ミックスには殿堂入りツールがそろっている。面倒な部分を頑張ればあとはラクチンだ。
1. 映画の音声を聞き取って、日本語のテキストにする作業は当然手動で行わなければいけない。字幕で表示する一文ごとに、改行して記していく。テキストエディタは、メモ帳で構わない
2. 次に、使用するWAVEファイルをTMPGEncで作成。ウインドウにAVIファイルをドロップし、「ファイル」→「ファイルに出力」→「WAVEファイル」を選択。WAVEファイルの保存画面→「設定」→「属性」で「8,000kHz、8ビット、モノラル」にする