「CDex」は音楽CDをWAVEにリッピングしたり、直接MP3にエンコードするためのツールだ。音楽CDのリッピングでポイントになるのは、どうやって曲情報を取得するかという点だろう。曲ごとにアーティスト名やタイトルを手入力するのは非常に面倒なため、大量のCDをリッピングしたいときは不便極まりない。
そこで、CDの識別番号を基に、インターネット経由で曲情報を取得してくれる「CDDB」というシステムを使うといいだろう。邦楽は曲情報の取得が難しいとされているが、CDexはCDDBとの連携能力が非常に高く、デフォルトでは登録されていないCDDBサーバを追加することや、ほかのツールで取得した曲情報をインポートすることができるのだ。
日本語CDDBサーバを登録すればメジャーな邦楽アルバムの情報が取得できるようになる。CDexとCDDBを使いこなせば、ファイル名を入力する手間から解放されるぞ!
1. まずはCDexをインストールする。次に、日本語言語ファイルをCDexフォルダ内の「lang」フォルダにコピーする
2. CDexを起動し、「Option」→「Select Language」→「japanese」を選択すると、メニューが日本語化される
3. 次に「オプション」→「設定」を選択する
4. 「リモートCDDB」タブに日本語CDDBサーバを登録する。「サーバーアドレス」を「freedbtest.dyndns.org」にして、「E-mailアドレス」や「サーバー名」は適当に入力すればよい。設定が終わったら「OK」をクリックする