外出先から自宅のPCにぶっこぬきを指示 遠隔DLを駆使して 職場やネット喫茶から お宝をぶっこぬけ！ インターネットカフェや会社、学校のコンピュータルームなどでヒマをつぶしているときに、お宝ファイルを発見！　こんなとき、自分のPCが目の前にあれば……と悔しい思いをした人は多いのではないだろうか。だが、あらかじめ自分のPCにいろいろなソフトを仕込んでおけば、どんな場所からでも好きなファイルをぶっこぬくことができるのだ。今回は「遠隔ダウンロード」をテーマに、さまざまなソフトや便利な使い方を紹介する。もちろん会社からでも使えるけど、やりすぎてクビにならないよう注意！

　外出先から自宅のPCに接続して、ダウンロードを行う場合、一番手っ取り早いのは、あらかじめ自宅のPCに「リモコンソフト」をインストールしておき、それを外部から操作する方法だ。リモコンソフトを使えば、外出先で使っているPCのデスクトップ画面に、自宅PCのデスクトップ画面が現れる。あとは自分が普段使っているダウンロードソフトやファイル交換ソフトを起動して、好きな方法でダウンロードを行えばいい。

　リモコンソフトは、市販ソフトから無料で利用できるフリーソフトまでさまざまな種類がある。オススメは多機能でかつ、初心者でも使いやすい「リモコン倶楽部」という市販ソフトだ。リモコン倶楽部は「エージェント」と「マネージャ」という2つから成り立っている。自宅のPCに「エージェント」をインストールしておくと、「マネージャ」をインストールしたPCからアクセスしてデスクトップ画面を操作することができる。

　ただし、「マネージャ」をインストールする必要があるため、セキュリティが厳しいネットカフェなどでは、利用できない場合がある。ネットカフェからの利用が多い人はリモコン倶楽部ではなく、普通のブラウザでアクセスできる日本アイ・ビー・エムの「Desktop On-Call」（7ページ参照）を使うといいだろう。

リモコン倶楽部のインストール

ゼッタテクノロジーの「リモコン倶楽部 4.　0」。価格は、1マネージャ+1エージェントで9800円。15日間利用できる体験版を付録CD-ROMに収録 www.zetta.co.jp

1. 「リモコン倶楽部」は「エージェント」「マネージャ」両方とも本誌付録CD-ROMに収録されている。CD-ROMからインストールしよう

2. 外部からリモートコントロールされる自宅のPCに「エージェント」をインストールしておく。外部からリモートコントロールするPCには「マネージャ」をインストールしよう

3. インストール時にパスワード入力が求められる。15日利用できる体験版として使うには何も入力せず「次へ」をクリックすればOKだ

4. インストールが終わったら、自宅のPCで「エージェント」を起動して、正常にインストールされたかどうか確認しておく

5. 外部からリモートコントロールするPCでは「マネージャ」を起動して、正常にインストールされたかどうか確認しておく

激生ぶっこぬき　2/11