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ケンウッド、ココセコム対応HDDカーナビの新製品

» 2004年06月03日 19時28分 公開
[ITmedia]

 ケンウッドは6月3日、セコムの位置情報提供・急行サービス「ココセコム」に対応したHDDナビゲーションシステム「HDZ-2510iS」を発表した。価格は17万3250円(税込み)。6月中旬に発売する。

photo HDDナビゲーションシステム「HDZ-2510iS」

 「HDZ-2510iS」は、2002年10月に発売した「HDZ-2500iS」の後継。内蔵HDDの容量が16Gバイトから20Gバイトに増えたほか、新たにデンソーのナビゲーション専用LSI「NAVIEM」を搭載したことで処理速度が約5倍になったという。また、実際の航空写真がそのまま案内地図になる「スカイクルーズビュー」の収録エリアを拡大し、全国の都道府県庁所在地を含む97都市をカバーした。

 前モデルから引き続き、カーナビのユーザーインタフェースからココセコム端末の操作や設定が行える「Sniper's Eye」を搭載。同社のタッチパネル式ワイドインダッシュTV「f-LZ77」や、7V型TV搭載DVDレシーバー「VDX-09M」との組み合わせならタッチパネルを使った操作も可能だ。

 ココセコムは、2001年にセコムが開始したセキュリティサービス。センサーが自動車の不正な移動を検知すると、即座に携帯電話の電波でセコムのココセコムオペレーションセンターに異常信号を送信。オーナーに電話で異常を連絡すると同時に、移動された車の位置をGPS衛星や携帯電話の電波から割り出し、要請があれば現場に急行する。なお、「HDZ-2510iS」でココセコムを導入するには、別売のカーナビ用ココセコムキットおよびセコムとの契約が必要だ。

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