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DVDプレーヤー選びで注目したい“CPRM対応”DVDプレーヤー販売ランキング(2004年6月14日〜20日)

» 2004年06月29日 16時32分 公開
[西坂真人,ITmedia]

 全国の量販店3500店舗のPOSデータを集計したGfK Japan提供の販売ランキングから、DVDプレーヤー売れ筋商品の動向をチェック。今回はCPRMディスク再生対応モデルとVHS一体型モデルが数多くランクインした。

順位 前回 メーカー名 型番 発売年月日 標準価格
1  1 三菱電機 DJ-P230 2004/3/26 オープン
2  7 松下電器産業 DVD-S37 2004/4/20 オープン
3  6 ソニー SLV-D373P 2004/5/1 オープン
4  4 東芝 SD-V300 2003/10/1 オープン
5  3 パイオニア DV-474 2004/5/1 オープン
6  5 ソニー DVP-NS575P 2004/5/1 オープン
7  2 シャープ DV-NC700 2004/4/26 オープン
8  8 松下電器産業 NV-VP31 2003/10/10 オープン
9  9 メムテック MDP2020 2003/11/1 オープン
10  10 東芝 SD-P1400 2004/4/1 オープン

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

 前回に引き続き1位を獲得したのが、三菱電機の「DJ-P230」。この製品は価格の安さ(実売1万円前後)とともにデジタル放送のコピーワンス番組を録画したDVD-RWの再生ができるCPRM対応に評価が集まっているようだ。

 2位の松下電器産業「DVD-S37」(実売1万5000円前後)もDJ-P230同様にCPRMディスクの再生に対応。据置型DVDプレーヤーでは少数派のDVD-RAM再生対応が、同社レコーダー「DIGA」シリーズ人気に後押しされて需要が高まっているのか。

 3位のソニー「SLV-D373P」(実売2万3000円前後)と4位の東芝「SD-V300」(実売2万5000円前後)はいずれもVHS一体型DVDプレーヤー。プラス1万円前後でVHSデッキがついてくるコストパフォーマンスと省スペース性が魅力の商品。ただし、両機種ともにCPRM対応DVD-RWの再生は行えないので注意。

 5位パイオニア「DV-474」と6位ソニー「DVP-NS575P」はいずれもCPRM対応機。両機種ともに12ビット/54MHz映像DACを搭載した高画質プログレッシブ対応をアピールしており、実売も1万5000円前後と競合している。

 7位のシャープ「DV-NC700」(2万3000円前後)は、VHS一体型ながらDVDプレーヤー部はCPRMディスク再生に対応。そのほかDVD±R/±RWディスクも再生できるなど対応フォーマットの多さが人気の秘密か?

 8位の松下電器産業「NV-VP31」(実売3万前後)はVHS一体型でDVD-RAM再生に対応。量販店専売モデルなどがロングセールスを続けているようだ。9位には実売7000円前後の低価格機メムテック「MDP2020」がランクイン。ポータブルDVDプレーヤーながら10位に食い込んでいる東芝の“ポータロウ”「SD-P1400」(実売4万円前後)にも注目だ。

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