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街歩きナビから英語学習まで――メモステのコンテンツを体験する

» 2004年08月09日 20時50分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 お台場・アクアシティのメディアージュでは、メモリースティックに関する製品・サービスを体験できるイベント「Memory Stick Planet」が開催されている。イベントの紹介はこちらを見てもらうことにして、まずは「コンテンツ」の体験ゾーンで気になるものをチェックしてみる。

CLIEが便利な地図帳に早変わり――街歩きナビ「ルプラン」

 まずはコンテンツゾーン。まず目に飛び込んできたのはCLIE用 街歩きアプリケーション「Leplan(ルプラン)」。

photo ルプランがインストールされたCLIE(左)とGPSユニット

 実はこの「Leplan(ルプラン)」、CLIE用GPSユニット「GU-BT1」に附属しているアプリケーションだがダウンロード販売もされており、1050円と手軽な値段で購入できる。

 ルプランをCLIEにインストールすることによって、地図データと各種コンテンツデータを利用できる。現在提供されているのは全国13政令指定都市の地図データと、「ぴあ」「ぐるナビ」「まっぷるナビ」の各コンテンツ。

photo アクアシティお台場を表示したルプラン。

 地図やコンテンツデータは随時、ダウンロードにて追加購入できるが、CLIEには通信機能を搭載していない機種もあるので、PCでダウンロード・購入したコンテンツデータをメモリースティックに収納し、CLIEで活用するという流れになるだろう。128Mバイトのメモリースティックにおよそ5〜6エリアの地図と関連するコンテンツが収録可能だ。

photo ぐるナビなどのコンテンツを重ねて表示すると、このように。もちろん、マークをタップすれば詳細情報を見ることができる

 GPSを組み合わせれば、現在位置を検出して目的地までの自動ナビゲーション機能を利用できるほか、最寄り駅の検索なども可能。しかし、GPSがなくとも7500分の1の地図と3万分の1の地図を自由に切り替え、そこに「ぴあ」や「ぐるナビ」などで紹介されているスポット情報を重ね合わせて表示することができる。

 「車で利用するカーナビと違って、“歩く”ことに用途を絞って開発を行ったので、公園を横切るといったナビゲーションも考慮されています」(同社)

ミュージックチョロQで英語学習、iアプリを利用して実力診断も

 イーライドは旺文社の英語教材「英単語・熟語ダイヤローグ1200」は、メモリースティックDuoに収録された語学教材。

 ミュージックチョロQやネットワークウォークマンなどのメモリースティックDuoに対応したポータブルプレーヤーを使えば、外出中どこでも勉強できるほか、SonicStageのようなPC用ジュークボックスソフトを使って勉強することも可能だ。

photo ミュージックチョロQで英語学習(ミュージックチョロQが附属しないパッケージも用意されている)

 特徴的なのは、SO506iCなどメモリースティックに対応したNTTドコモの携帯電話でこのコンテンツを利用すると、iアプリを利用した習熟度診断サービスが受けられる点。

photo 携帯電話(SO505iS)での再生。リスニングを繰り返して自信がつけば、iアプリで腕試し

 携帯で英語教材を聞き、自信がついたら、そのままiアプリを使って腕試し――通勤途中など、ちょっとした空き時間を利用できる携帯電話を利用すれば勉強の効率もぐっと上がることだろう。

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