テレビは日本のお家芸だが、近年は“世界最大”の称号が台頭著しい韓国メーカー勢に奪われることも多い。
そんな中、“液晶のシャープ”の意地を見せつけたのが、昨日発表された“世界最大”65V型フルHD液晶テレビだ。
従来のAQUOSシリーズを踏襲したデザインのアンダースピーカータイプと、サイドに丸いスピーカーを計4つ配した赤いボディのタイプが試作機として紹介されたが、両方ともまだ製品化の予定はないという。
亀山新工場で生産できる第6世代のマザーガラス1枚あたり65V型パネルが2枚とれるというが、コストパフォーマンスではまだプラズマテレビの方に分がありそうだ。
40インチ以上の大画面ではプラズマテレビを積極的に推進する松下電器産業のブースでは、10月1日から発売を開始した民生向け世界最大65V型プラズマテレビ「「VIERA TH-65DX300」を紹介している。
現在60インチ以上のテレビ市場では、リアプロTVが中心となっている。207万9000円という、一般家庭で購入するにはかなりの決心が必要な価格が、今後どれだけ下がるかが注目されるところだろう。
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