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フルHDの4倍以上、ソニーが「4K SXRD」搭載プロジェクターを発表

» 2004年11月04日 15時58分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは、フルHDTVの4倍以上となる885万画素を持つ超高精細ディスプレイデバイス「4K SXRD」(Silicon X-tal Reflective Display)を搭載したプロジェクター2製品を2005年3月に発売する。

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 6月に米国で発表したもの。両機種とも885万画素の1.55型SXRDパネルを3枚(RGB)使用。いわゆる「4K」映像(4096×2160ピクセル)の一画面投影にくわえ、フルHD映像を4画面または2画面同時に投影できる。画面サイズは16:9で200〜700インチ。映画館や多目的ホール、講堂などでの利用を想定しているという。

 コントラスト比はいずれも2000:1以上。「SRX-R110」には新開発の2KワットXenonランプを採用し、1万ルーメンの輝度を確保したという。一方の「SRX-R105」は、1KワットXenonランプを2つ使用しており、5000ルーメンの明るさを持つ。

 ズームレンズは、投射距離によって短焦点、標準焦点、中焦点、長焦点の4種類が用意される(別売)。また入力ボードもコンポーネント/RGB入力ボードとHD-SDIの入力ボードの選択が可能だ(別売)。

 価格はオープン。市場推定価格は、「SRX-R110」が約1300万円前後、「SRX-R105」は約800万円前後となっている。

 なお、同製品は11月17日に幕張メッセで開幕する「Inter BEE 2004」のソニーブースで展示される予定だ。

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