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東芝、HDD&DVDレコーダー内蔵の17型ワイド液晶テレビ

» 2004年11月16日 15時00分 公開
[ITmedia]

 東芝は11月16日、HDD&DVDレコーダーを内蔵した17V型ワイド液晶テレビ「RD-17V1」を発表した。10月のCEATEC JAPANに参考出展していたもので、デザインや仕様もほぼそのまま。12月上旬にオープン価格で発売する予定だ(店頭では16万円前後になる見込み)。

photo オフホワイトのシンプルなデザイン。ベース部にバスレフボックス型のスピーカーを設置している
photo 前に5度、後ろに10度のチルト機能を搭載

 DVDレコーダーと薄型テレビという「新三種の神器のうち、2つを一体化した。手軽な“タイムスリップTV”として、また配線不要で設置が簡単な新しい“テレビデオ”として販売する」(東芝)。DVDレコーダー部が後ろに張り出しているため“薄型”とは言いにくいものの、省スペースではある。本体サイズは430(幅)×364(高さ)×250(奥行き)ミリだ。

 液晶テレビ部は、1280×768ピクセルのWXGAパネルを採用した。D4入力端子を備え、デジタルチューナーやD-VHSを接続すればハイビジョン映像を楽しめるほか、DV端子やD-sub15ピンのRGB入力も用意している。「パソコンをつなげばディスプレイにもなる。モニターとしてさまざまな用途に使えるのがメリットだ。また、液晶テレビとレコーダー部の接続にはアナログ変換を行わずに直接デジタル出力する“デジタルダイレクト再生”のため、画質面で有利」(東芝)。

photo インタフェースはD4、RGB(D-sub15ピン)、コンポジット/S端子。コンポジットのステレオ音声出力や、写真では見にくいが光デジタル音声出力(右上部)も備えている
photo 側面にはDV入力端子とヘッドフォン出力。DVカムコーダーと組み合わせて簡単ダビング&DVD作成が可能だ。また、ヘッドフォンではバーチャルサラウンドも楽しめる

 DVDレコーダー部の仕様は、2004年夏モデルの「RD-XS33」に準じたもの。160GバイトHDDとDVD-RAM/-R/-RWのマルチドライブを搭載し、1.0Mbpsの「MN1.0モード」を使えば、内蔵HDDに最大約284時間、DVD-RAMなら1枚に最大8時間の番組を録画できる。

 高速ダビングは最大32倍速(MN1.0モード、DVD-RAM使用時)。EPGは非搭載で、録画予約にはGコードを使用する。なお、DVD-RWへの記録がビデオモードに限定される点もRD-XS33と同じだ。

photo 前面にHDD/DVD切り換えスイッチとタイムスリップボタンを配置
photo Gコード対応リモコン

 主な仕様は下記の通り

製品名 RD-17V1
液晶パネル a-Si液晶、17V型ワイド
画面解像度 1280×768ピクセル
視野角 170度
輝度 450カンデラ
コントラスト比 600:1
ドライブ DVD-RAM/-R/-RW
HDD容量 160Gバイト
録画方式 MPEG-2
録音方式 ドルビーデジタル、リニアPCM
チューナー 地上波アナログ
本体サイズ 430(幅)×364(高さ)×250(奥行き)ミリ
重量 8.5キロ
価格 オープン(16万円前後)

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