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ウワサの“快眠ホテル”を見てきました(3/3 ページ)

» 2005年05月11日 02時26分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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 入眠から起床までをサポートする「快眠プログラム」は、Suimin'Roomとほぼ同じだ。コントローラでプログラムを実行すると、まず10分程度のリラクゼーションタイム。PDPに独自制作した環境映像が流れ、徐々にベッドの背面が倒れていく。完全に体がフラットになるとエアーストレッチだ。その間、徐々に照明が暗くなり、体をリラックスさせながら自然なリズムで睡眠に誘う。

photo 電動リクライニング
photo 体が水平になるとエアーストレッチ

 起床時は、設定した時間の10分前から徐々に周囲が明るくなり、2-3分前になると、さわやかな音楽が流れ始める。電動カーテンが開き、部屋に朝日が差し込むと再びエアーストレッチが作動。朝が弱い人でも快適に起きられるという仕組みだ。大型特殊照明が1500ルクスに達したら、眠気も吹き飛ぶ。

 もう一つ新しくなったのが、通称“やすらぎ君”こと「スイミンセンサー」だ。スイミンセンサーは、就寝時に腕に装着しておくと、背面から発する光が腕の細動脈の動きを検知し、副交感神経の活性度を計測するというもの。このデータをもとに、松下電工ショウルームで快眠コンシェルジュのアドバイスを受けることができる。

photo ニューバージョンになり、一晩分のデータを保持できるようになったスイミンセンサー

宿泊費用はハウマッチ?

 さて、気になる宿泊費用はというと、朝食と快眠コンシェルジュのアドバイス付きで3万1000円になっている。同じ広さのツインルームが2万5200円(モデレートツイン、一名の場合)だから、さほど高い訳ではない。

 ただし、快眠ルームは現在のところ一室のみ。体験してみたい人は早めに予約したほうがいい。予約はロイヤルパーク汐留タワーのWebサイトで受け付けている。同社マーケティング課の森智美氏は、「当面は一室のみだが、要望が多ければ増やすことも検討する」と話していた。

 快眠ルーム宿泊プランの概要は下記の通りだ。ちなみに汐留街区は、JR新橋駅をはじめ、都営大江戸線(地下鉄)や「ゆりかもめ」の汐留駅から徒歩1-3分程度と交通の便も良い。睡眠の悩みを抱えている人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか?

宿泊プラン 快眠ルーム プラン
発売日 2005年5月16日
予約受付 受付中
客室 30平方メートル、一人用
料金 3万1000円(消費税、サービス料込み、ホテル税別)
チェックイン 15時より
チェックアウト 12時まで
朝食 洋食ブッフェまたは和定食から選択可能
備考 快眠コンシェルジュのアドバイス付き(翌朝の10-11時)

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