アルパインはHDDカーナビゲーションシステム「スーパー時短ナビ・HD55」シリーズ3モデルを6月下旬に発売する。「X-PressEngine」と呼ばれる新開発のCPUを搭載。データ転送速度を引き上げ、ストレスのない快適な操作を実現したという。
製品名 | 概要 | 価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|
INA-HD55 | インダッシュ7.0型ワイドカラー・タッチパネルTV/DVD/DVD-R/RW/CD/MD/FM・AM/50ワット×4アンプ/VICS FM多重レシーバー内蔵HDDカーナビ | 32万5500円 | 6月下旬 |
INA-HD55EU | インダッシュ7.0型ワイドカラー・タッチパネルTV/DVD/DVD-R/RW/CD/MD/FM・AM/50W×4chアンプ/VICS FM多重レシーバー内蔵HDDカーナビ | 32万5500円 | 6月下旬 |
NVA-HD55 | VICS FM多重レシーバー内蔵HDDカーナビ | 18万6900円 | 7月上旬 |
HCE-C100 | バックカメラユニット | 2万8140円 | 7月 |
「X-PressEngine」は、400MHz動作のCPUコアにグラフィックICやI/Oなどを集積した統合型チップ。これにより、データ転送スピードは2〜4倍(同社従来製品との比較)に向上し、操作レスポンスが大幅に良くなったという。「あらゆる処理や動作、レスポンスが大幅にスピードアップ。スクロールや検索、探索、描画まで、すべてにノンストレスの快適な操作を実現した」(同社)。
内蔵HDDは30Gバイトで、新たに「道路交通センサス情報」と「VICS情報」をもとに独自作成した約19万キロメートルにわたる渋滞情報データベースを格納。これらをもとに渋滞を避けて道を選ぶ「渋滞考慮ルート探索」を実行可能だ。
さらに、走行中も付属の「VICS光/電波ビーコンレシーバー」などから道路情報をリアルタイムに取得し、目的地へより早く到着できる道を探す「SUPERアクティブルートサーチ」機能や、実走行の履歴を元に渋滞状況を学習する業界初の「渋滞学習機能」、実用性を大きく向上させた「ルート学習機能」などを搭載している。
AV関連の機能も強化した。HDDオーディオ機能では、最大2000曲分を蓄積可能。録音は倍速で、CDDBもサポートしている。DVD部は、DVDビデオ、DVD-R/RW、ビデオCD、CD、CD-R/RWの再生に対応し、MP3/WMAもサポート。また、別売のiPod専用インタフェースアダプタ「KCA-420i」(1万500円)を使えば、カーナビのタッチパネルに曲名を表示したり、曲選択やサーチ操作が可能になる。
このほか、オプションのマルチメディアマネージャー「PXA-H701」(5万2500円)やデジタルシアターアンプ「MRA-D550」(9万4500円)と組み合わせれば、5.1chサラウンドシステムにも発展。今後発売予定の「地上波デジタルTVチューナー」とも接続できるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR