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デノン、ミニコンポ「ラピシア」に上位機種の技術を受け継ぐ新製品

» 2005年05月31日 20時03分 公開
[ITmedia]

 デノンは5月31日、ミニコンポ「ラピシア」の新製品として「M33シリーズ」を6月中旬より販売すると発表した。

 CDプレーヤーとAM/FMチューナーを搭載した一体型アンプ「RCD-M33」、スピーカーシステム「SC-M53」「SC-M33」が用意されており、価格はRCD-M33が4万4940円、スピーカーシステムがいずれも1万8690円。

 RCD-M33は210(幅)×95(高さ)×328(奥行き)ミリとコンパクトなボディながらも、高出力なアナログパワーアンプやバー・ブラウンブランド製D/Aコンバーターなどを搭載するなど上位機種の技術を受け継いでいる。音楽CD(CD-DA)のほか、CD-R/RWに書き込んだMP3やWMAの再生も可能で、再生時にはファイル名やアーティスト名、タイトルなどを本体前面の液晶に表示させることができる。

photo RCD-M33とSC-M53の組み合わせ

 アンプの実用最大出力は22ワット+22ワット。インタフェースとして光出力端子×1、ライン入力×2、ライン出力×2、スーパーウーファー出力×1を備える。同社製MDレコーダー(DMD-M33)やカセットデッキ(DRR-M33)などをシステム接続することも可能となっている。

 スピーカーシステム「SC-M53」はヨーロッパのサウンドエンジニアが手がけたという柔らかな曲線が特徴。新開発のドライブユニットを搭載した2ウェイ・2スピーカーのバスレフ型で、2センチのグラスファイバーウーファー×1、2.5センチのソフトドームツイーター×1という構成になっている。サイズは141(幅)×191(高さ)×249(奥行き)ミリ。

photo SC-M53

 「SC-M33」は80キロヘルツまで再生可能なスーパーツイーターを搭載する。形式は3ウェイ・3スピーカーのバスレフ型で、14センチのグラスファイバー製コーン型ウーファー×1、2.5センチのソフトドーム型ツイーター×1、1.9センチのドーム型スーパーツイーター×1という構成になっている。キャビネットにはMDF材を使用しており、ウーファーの振動をしっかりと受け止めることで、ゆがみのないクリアな音を再現するという。サイズは170(幅)×285(高さ)×219(奥行き)ミリ。

photo SC-M33

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