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4つの“もみ手”に変化するマッサージ椅子「リアルプロX」登場

» 2005年07月07日 17時33分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は7月6日、世界初「もみ手チェンジ機能」を搭載したマッサージチェア「リアルプロX」(EP3510)を発表した。指圧、揉み、さすり、ストレッチという4人のプロ技を1台で実現する「もみ手チェンジ機能」を搭載した。価格はオープン。

photo 「リアルプロX」(EP3510)

 もみ手チェンジ機能は、エアー駆動による上下のもみ玉可動制御とフロート&ロック制御機構を合わせたもの。肩や背中に当たる部分(もみ玉)の形状が変化して「親指感覚」「つかみ感覚」「手のひら感覚」「こぶし感覚」という4つの動きを表現する。

photo 肩や背中に当たる部分(もみ玉)の形状が変化して「親指感覚」「つかみ感覚」「手のひら感覚」「こぶし感覚」という4つの動きを表現

 これに高精度のモーター制御を組み合わせて関節を制御。3次元の動きで、より細かなバリエーションのマッサージが可能になった。たとえば、同じ指圧動作でも、肩は上から、首は挟みこむように、背中は下から押し上げるようになど、それぞれの部位に最適なもみ味を実現しているという。

 自動コースは4種類。上半身は指圧中心で下半身は足裏指圧などで疲れた身体をほぐす「指圧痛快コース」、上半身はもみ技、下半身は“掴み揉み”を中心に全身マッサージする「もみほぐしコース」、上半身はさすり、下半身はじっくり揉みで疲れを癒す「さすり癒しコース」、ストレッチ用の「体伸ばしコース」を備えた。ユーザープログラム機能で好みのコースにアレンジすることもできる。

 さらに、背カバー部を改良することにより、マッサージ範囲が拡大。施療範囲は従来製品よりも約27%アップした。

 本体サイズは、84(幅)×129〜197(奥行き)×115〜72(高さ)センチ。重量は約85キロ。張地は合成皮革で、ブラックとベージュの2色を用意している。

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