カー用品を主に取り扱っているDreamMakerでは、車載用としてポータブルDVDプレーヤー“C”シリーズを販売している。とりわけ目をひくのは、スロットインのDVDドライブを採用したタブレット型製品で、8.5インチ液晶画面を搭載した「C-3」(4万9800円)と、同じく7インチの「C-4」(3万9800円)がラインナップされている。
画面に表示されるロゴや、説明書に記載されている型番(SDV185-SF)から察せられるとおり、この“C”シリーズはApollo Worldwide LimitedがNextbaseブランドで展開している製品の提供を受けているようだ。Nextbaseではスロットインタイプだけではなく、トレイタイプやトップローディングタイプのタブレット型DVDプレーヤーも用意しており、なかなか興味をそそられる。
今回紹介するのは今週8月20日から発売の「C-3FM」という製品だ。「C-3」ではもともと製品に、DC12ボルト対応シガーアダプターやヘッドレスト取付用ケースが付属しており、標準装備のみで車載に対応できるが、このモデルではさらにカーオーディオとの連携を想定し、本体へFMトランスミッターを内蔵させた。価格は5万2500円で、「C-3」より2700円高いだけだ。
もちろん、バッテリーやACアダプターも付属するので、車載ではなく自宅やポータブル用途に利用してもいい。さらに、リモコン、ステレオイヤホンに加え、本体を収納するためのキャリーバックや、アクセサリ類を入れる小物用キャリーケースもついてくる。パッケージとしては、十分に満足の行く内容といえるだろう。
数々の“オマケ”をかきわけて、かんじんの本体を取り出し、バッテリーと合体させてみると、ずっしりとした重みを感じる。それもそのはず、750グラム(本体)+540グラム(バッテリー)=合計1290グラムという重量だ。これまで紹介した中で最も重かったパナソニック「DVD-LX95」よりも、さらに150グラムも上を行っている。
しかし、タブレット型というスタイルのためか、そこまでの重さは感じられない印象だ。また、背面にラバーのようなコーディングが施されているほか、全体に滑りにくい素材が使われているのは実用面で効果的かつ、見た目の質感を高めるのにも貢献している。
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