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ビクター、フロントユニットを小型化した√4採用DVD/MDシステム

» 2005年09月07日 12時58分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは9月7日、同社独自のフロントサラウンドシステム「√4」(ルート・フォー)を搭載したDVD/MDシステム「NX-DD30-S」を11月1日より販売すると発表した。価格はオープンだが、実売想定価格は7万6000円前後。

photo NX-DD30-S

 √4はフロントセンターに配置したスピーカーにセンター信号とサラウンド信号を入力、左右のメインスピーカーにはL/R信号とサブウーファー信号を入力してサラウンド環境を作り出す仕組み。既にDVD/MDシステム「NX-DV3-W」と「NX-DV5-W」にも搭載されており、新製品は同機能を採用した第3弾製品となる。

photo 「√4」(ルート・フォー)のイメージ

 新製品では、センタースピーカーに新開発の「スリムDDスピーカー」をセット。従来モデルに比べてより広い視聴エリアを実現したほか、テレビの前などに設置してもじゃまにならない省スペース性も獲得した。

 本体部には、DVDプレーヤー、MDプレーヤー、FM/AMチューナーを搭載した。DVDプレーヤー部はDVD-Audio、DVD-Video、DVD-R/RW(ビデオ/VRモード対応、MP3/WMA/JPEGにも対応)、CD-DA、ビデオ/スーパービデオCD、CD-R/RWにCD-DA、MP3、WMA、JPEGファイルの再生が可能だ。

 独自の高音質デジタルアンプ「DEUS」を採用した。実用最大出力は30ワット×4。Dolby Digital、DTS、Dolby Pro Logic II、AACデコードに対応した。インタフェースとして、光デジタル音声入力×2、アナログ音声入力、光デジタル音声出力、サブウーファーアウト、アナログ/ヘッドフォン音声出力、D2出力、S1/S2出力、コンポジットを備える。アナログ/ヘッドフォン音声出力は、デジタルオーディオプレーヤーとの連携にも便利な前面配置となっているほか、「ヘッドフォンサラウンド」モードも備えている。

 本体サイズは260(幅)×80(高さ)×348(奥行き)ミリで、重さは約3.1キロ。フロントスピーカー(1本)は127(幅)×273(高さ)×218(奥行き)ミリで、重さは約2.6キロ、センターサラウンドスピーカーは296(幅)×50(高さ)×45(奥行き)ミリで、重さは約700グラム。

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