そう述べながらジョブズ氏がパンツのポケットから取り出したのが、iPod nanoだ。
iPod nanoはストレージにフラッシュメモリを使用し、6.9ミリという薄型の筐体を実現したポータブルプレーヤー。カラー液晶とクリックホイールを備えており、iPod Miniを薄型化したようなデザインとなっている。メモリ容量は2G/4Gバイトが用意される。サイズも90(高さ)×40(幅)ミリと小型だ。
「初代のiPodは“ポケットに1000曲”というキャッチフレーズで販売されたが、iPod nanoは標準的な鉛筆よりもスリムで、ほとんどの携帯プレーヤーよりも小さい。しかも、カラーディスプレイやクリックホイールを備えたフル機能のiPodだ」
ジョブズ氏はiPod/iPod Miniを含めたさまざまな携帯プレーヤーとiPod nanoのサイズを比較して見せる。同じ“ポケットに1000曲”でも、iPod nanoは初代iPodに比べて1/5のサイズダウンをしているという。
Dock、ヘッドフォン、アームバンド、専用ケース(Tube)といったオプションも同時に発表された。これらオプション類は今後4週間以内に販売開始される予定となっている。
「1000曲が入るけれど、信じられないほどスリムだ。世界一、人気がある携帯プレーヤーになるだろう」。
なお、日本では4Gバイトタイプが2万7800円、2Gバイトタイプが2万1800円で9月8日から販売される。オプション類の価格はストラップ付きヘッドフォンが4500円、アームバンドが3400円、Dockとケースが3400円となっている。
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