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松下、音質向上させたコードレスサラウンドヘッドフォン

» 2005年09月20日 17時16分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は9月20日、コードレスサラウンドヘッドフォン「RP-WH7000」を発表した。11月15日から発売する。価格はオープンで、市場予想価格は4万前後。

photo コードレスサラウンドヘッドフォン「RP-WH7000」
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 昨年10月に発表した「RP-WH5000」の上位モデル。ワイヤレス伝送には、ノイズの影響が少ない赤外線デジタル伝送方式を使用。独自開発のバーチャルサラウンド技術「パーソナルサラウンド」を採用し、MUSIC/CINEMA/VOICEの3パターンの音場を用意。また、地上/BSデジタル放送の5.1chサラウンドを楽しめるMPEG-2 AACのほか、ドルビーデジタル/ドルビープロロジックII/DTSの各デコーダーを搭載している。

 大口径50ミリのドライバーユニットを採用して、音質面を強化。高音から低音まで再現性を向上させたという。増設用ヘッドフォン「RP-WH7000H-K」も別売りで用意。

photo 大口径50ミリのドライバーユニットを採用

 トランスミッター部の背面入出力端子には、光デジタル入力端子を2系統装備。2つのデジタルAV機器を同時につないで選択できる。また、トランスミッター部前面にはヘッドフォン端子を装備。手持ちのケーブル型ヘッドフォンをつなぐことで、サラウンド効果を有線接続でも楽しめる。

photo 背面入出力端子には、光デジタル入力端子を2系統装備
photo 前面にはヘッドフォン端子も。サラウンド効果を有線接続でも楽しめる

 従来製品で好評のトランスミッター部に置くだけで充電が行える機能を強化。縦置きだけでなくラック内などへの収納に便利な横置きスタイル時にも充電ができるようにヘッドフォン部の充電端子を2カ所に設けた。そのほか、ヘッドフォンを装着すると電源が入るオートON/OFF機能も引き続き装備。また、急速充電にも対応。約2時間の充電で約10時間もの連続再生が行える。

photo ヘッドフォン部の充電端子を2カ所に設けた
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 トランスミッター部のサイズは203(幅)×141(高さ)×164(奥行き)ミリ・重さ約375グラム、ヘッドフォン部の重さは約320グラム(充電池含む)。

 なお同製品は、明日9月21日から開幕する「A&Vフェスタ2005」で一般ユーザーにお披露目される予定。

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